「龍が如く4」や「北斗無双」で多くのゲームファンが楽しむこの春、
WiiでもDSでもまともなゲームがなく完全に一人負けで誰からも注目されていない任天堂ですが、
よほど悔しかったようで3ヶ月も先のE3で「ニンテンドー3DS」という携帯ゲーム機を出展すると発表 。
ゲームファンからは嘲笑の声が溢れているようです。
さて、具体的に「ニンテンドー3DS」とは何かということですが、
裸眼で3D映像が楽しめることが売りのようです。
まぁ、これだけ聞くと技術に疎い任天堂信者あたりが大騒ぎしそうですよね。
ソニーは3D映画や3Dゲームを推進しようとしてるけど高価な3Dテレビと3Dネガネが必須。
それにひきかえ任天堂は3Dメガネなしで3Dだぞと。
いやね、たしかにお手軽に3D映像が楽しめる点は評価してあげてもいいんですが、
それがどれほどのクオリティかが問題なんですよ。
俺などは今回の件でスーパーファミコン末期を思い出しましたね。
そう、プレイステーションやセガサターンといった高品位なハードに劣るスーパーファミコンで
任天堂がドンキーコングなどでやたらそれっぽいグラフィック表現をしてたことを。
けどね、やっぱりそれは誤魔化しに過ぎなかったわけでニンテンドー3DSで同じ失敗を繰り返すのかとね、
やっぱり思っちゃうんですよ。
それに「ニンテンドー3DS」ですよ?
いかにもまがいものって感じじゃないですか?
技術的に自信があって出すんだったら果たしてこんな商品名で出すでしょうか。
おそらくは3Dに見える程度のものでしかないでしょうし、
3Dテレビが世間で話題になる頃を狙って発売し無知な消費者に3D映像押しで売りつける戦略でしょう。
実に任天堂らしい、いやらしい商品戦略だと思いますね。
ニンテンドー3DSは6月のE3で発表され、おそらく年末商戦の目玉となるのでしょう。
すでにニンテンドーDSを処分した俺としてはDSとの互換性をなくしてでも
本当に価値のある携帯ゲーム機に仕上げてくれることに期待していますし、
むしろそうでなければ出す意味がないと思っております。
ま、とりあえず今後の続報には注目しておきたいですけども。