開星・野々村監督が“涙の謝罪会見”
不適切発言に関して日本高野連に謝罪し、甲子園球場を後にする開星高の野々村直通監督=23日午前、兵庫県西宮市
大会2日目の22日・第1試合で向陽(和歌山)に敗れ、「21世紀枠に負けて末代までの恥」と“不適切発言”を繰り返した開星・野々村直通監督と村本克部長が23日、甲子園球場に本部を置く高野連を訪ね、一連の発言が向陽への侮辱と「21世紀枠」への批判となったことに対する謝罪を行った。その後会見に臨んだ野々村監督は「中国チャンピオンとして絶対に負けられないとの思いで臨みながら、ああいう敗戦となって興奮してしまった」と説明。向陽に対する侮辱をする意図はなかったと釈明するうち、嗚咽(おえつ)で言葉が詰まり、1分以上会見が中断した。
きょう22日夕方、大多和聡宏校長が和歌山市内の向陽高校を訪ね、正式に謝罪する。
(2010年3月23日)
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