最新鋭偵察機、夏にもグアム常駐へ=米太平洋軍、4機配備−北・中国監視を強化
3月22日2時32分配信 時事通信
【ワシントン時事】米太平洋空軍(司令部ハワイ)は21日までに、空軍最新鋭の大型無人偵察機「グローバルホーク」を今夏をめどにグアムのアンダーセン基地に常駐させることを明らかにした。計4機配備する。
核や弾道ミサイル開発を進める北朝鮮や、権益確保のために南シナ海などで活動を活発化させている中国海軍に対する監視を強化する狙いがあるとみられる。8月後半から9月にかけて配備する見通しだ。
グアムは西太平洋、東南アジアに迅速に展開できる米軍の戦略上の要衝で、朝鮮半島や台湾海峡有事の際には展開拠点の一つとなる。在沖縄海兵隊のグアム移転計画と合わせ、基地機能強化が進んでいる。
グローバルホーク(飛行高度約1万8000メートル)は武装せず、長時間かつ広範囲な偵察に主眼を置いている。航続距離約1万6000キロで、地上の物体を見分ける能力(解像度)は1メートルから30センチ四方程度。
動いている目標も探知でき、撮影角度を変えれば領空に侵入せずに、内陸の状況を撮影することも可能。大量破壊兵器拡散防止のために、北朝鮮船舶の監視にも投入されるもようだ。
また、中国原子力潜水艦の基地が建設されているとされる南シナ海の海南島の情報収集も行うとみられ、中国を刺激する可能性もある。グローバルホークは電子信号の収集もできる。
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動いている目標も探知でき、撮影角度を変えれば領空に侵入せずに、内陸の状況を撮影することも可能。大量破壊兵器拡散防止のために、北朝鮮船舶の監視にも投入されるもようだ。
また、中国原子力潜水艦の基地が建設されているとされる南シナ海の海南島の情報収集も行うとみられ、中国を刺激する可能性もある。グローバルホークは電子信号の収集もできる。
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最終更新:3月22日2時33分
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