3月23日のながさきニュース
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長崎新聞
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長崎市立江平中の生徒名簿流出か 校長の自宅パソコンから200人分

| 生徒らの個人情報流出について陳謝する長崎市教委の鈴木徹学校教育部長(右)ら=22日午後、長崎市役所 |
長崎市教委は22日、市立江平中の男性校長(51)の自宅パソコンから、「生徒名簿」など校務用ファイル一覧が、ウイルスに感染した違法ソフトによってインターネット上に流出した、と発表した。同校の全生徒と2006〜08年度の卒業生計約200人の氏名や住所、電話番号などの個人情報がネット上に流出した可能性があるという。
校長は市教委に対し、校務用データを指導に反し自宅に持ち帰っていたことや、ソフトのダウンロードを認め、「申し訳ない」と謝罪しているという。
市教委によると、校長は同校に着任後の約3年前から、校務用データを学校から自宅に持ち帰り仕事をしていたらしい。数日前に自宅パソコンでファイル共有ソフトを使い、セキュリティーソフトをダウンロード。21日にインストールしようとした際に、ウイルスに感染したとみられる。
同校の「生徒名簿」「生徒指導」「人事評価制度」などのファイル名がネット掲示板に掲示。書き込みを知った関係者が22日、校長と市教委に情報を寄せ、事態が発覚した。
市教委は23日に校長会を開き、再発防止を徹底する。松本朋子学校教育課長は「詳細は調査中だが、多くの生徒、保護者を傷つかせる事態となり、大変遺憾に思う。現場の指導を図っていきたい」と話した。
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