広島市が計画する旧市民球場(中区)の解体に反対し、市民約50人が22日、市中心部をパレードし、施設の維持と再活用を訴えた。
「今の状態を望む人が多数派(マジョリティー)」と主張、「このままジョリティー」をキャッチフレーズにした。旧市民球場西側から繁華街まで約1キロを歩き、「歴史と夢が詰まった球場を残そう」と賛同を求めた。市議会からも秋葉忠利市長に批判的な一部議員が加わった。
市議会は開会中の定例会で、解体費を盛り込んだ2010年度当初予算案を審議しており、26日の本会議で採決がある。
【写真説明】「旧市民球場を残そう」と訴えながらパレードする参加者
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