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イスラエル代表新監督に元PSGのルイス・フェルナンデス氏が就任
イスラエルサッカー協会(IFA)は21日、同国代表の新監督として、これまでパリ・サンジェルマン(PSG)やアスレティック・ビルバオなどを率いた経験を持つフランス人指揮官ルイス・フェルナンデス氏と1年半の契約を結んだことを発表した。
イスラエルメディアによると、IFAは、協会内の勢力争いの影響を受けることのない外国人監督の招へいを希望していたという。新監督候補には、カメルーン代表の元監督であるドイツ人指揮官のオットー・プフィスター氏の名前も挙がっていたと見られているが、2005−06シーズンに同国のベイタル・エルサレムを率いたフェルナンデス氏の実績が決め手となったようだ。フェルナンデス新監督は早速、「わたしはイスラエルのサッカーも選手も知っている。期待を裏切るようなことはしたくない」とコメントし、新たな挑戦に不退転の決意を述べた。
一方、IFAのアビ・ルゾン会長は、フェルナンデス新監督の就任に満足の意を示した。
「ルイス・フェルナンデス氏を新監督として迎え入れることができ、大変満足している。彼は招へいが可能な監督の中で最高の選択肢だった」
イスラエル代表はドゥロル・カシュタン前監督の下で、ユーロ2008(欧州選手権)予選、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会の予選でいずれも敗退を喫し、本大会出場を逃している。そのためIFAは、エリ・オハナ氏を暫定監督に任命し、時間をかけて慎重に後任選びを行っていた。
なお、フェルナンデス新監督は5月1日からイスラエル代表を率いるが、今年始まるユーロ2012の予選で同国代表初の本大会出場を果たすことが最大の目標となる。
(C)MARCA.COM
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