野球:ロッテ金泰均、ほろ苦デビュー

6打席連続三振、打率「0」割

 ロッテ金泰均(キム・テギュン)が6打席連続三振を喫した。デビュー戦の20日は4打席連続三振、21日は2三振に倒れた。ソフトバンクのイ・ボムホも無安打1四球にとどまっている。

 金泰均は21日、西武ドームで行われた西武戦に4番一塁手で先発。前日、涌井に4打席連続三振を喫したのに続き、この日も西武先発・帆足に完全に抑え込まれた。

 チャンスはあった。1回表の第1打席では、2死二塁のチャンスの場面で初球のど真ん中の変化球を見逃し、4球目の低めの変化球で空振り三振に倒れた。4回表の第2打席は3番井口の二塁打で1死二塁のチャンスだったが、8球目の高めの直球で空振り三振に倒れた。帆足はこの際、8球のうち6球が内角球で、これにより完全にバランスを崩された。

 6回の第3打席では1死一・二塁の場面でついに芯でとらえたが、三塁正面に飛んだため併殺打となった。8回の第4打席では2死一・三塁の場面で中飛に終わった。

 金泰均は現在打率“0”割だ。試合はロッテが2-0で勝利した。

 SKの金星根(キム・ソングン)監督と斗山の金卿文(キム・ギョンムン)監督は金泰均の不振について、「相手に徹底的に研究されている」と指摘した。つまり分析により弱点があらわになったということ。加えて日本のストライクゾーンに慣れていないのもその理由に挙げられる。

 一方、ソフトバンクのイ・ボムホはこの日は無安打だった。イ・ボムホは札幌ドームでの日本ハム戦に6番指名打者として先発。2回表の第1打席では空振り三振、5回の第2打席では右飛に終わった。8回表の第3打席で四球を選び、代走の明石と交代した。試合はソフトバンクが2-1で勝利した。

ノ・ギョンヨル記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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