サッカー:鄭夢準氏、FIFA五輪組織委員長に再選

 与党ハンナラ党代表で国際サッカー連盟(FIFA)副会長の鄭夢準(チョン・モンジュン)氏(59)が、スイス・チューリッヒで20日(韓国時間)に開かれたFIFA執行委員会で、FIFA五輪組織委員会の委員長に再選された。大韓サッカー協会が21日に発表した。これにより、鄭夢準氏は2012年ロンドン五輪のサッカー競技を陣頭指揮することになる。鄭夢準氏の主導により、この日の会議で、五輪サッカーの年齢制限(23歳以下)と3人のオーバーエージ(24歳以上)の出場規定を、これまで通り維持することが決まった。

 当初、FIFA執行委は年齢制限を21歳以下に引き下げ、オーバーエージ枠を撤廃する案を検討していたが、鄭委員長の説得で、従来の規定を維持することが決まった。

 鄭夢準氏はスイス滞在中、22年ワールドカップ(W杯)の韓国への誘致活動も積極的に繰り広げているという。FIFA執行委は今年12月、18年と22年のW杯開催国を決定する。

丁世暎(チョン・セヨン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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