サッカー:マンU朴智星、リバプール戦で決勝弾

 マンチェスター・ユナイテッドの朴智星(パク・チソン)=29=が、英プレミアリーグのライバル、リバプールを相手に今シーズン3ゴール目を決めた。

 朴智星は22日(韓国時間)、英プレミアリーグのリバプール戦で決勝点となるヘディングゴールを決め、チームを2-1の逆転勝利に導いた。先月のアーセナル戦(プレミアリーグ)、今月11日のACミラン戦(欧州チャンピオンズリーグ)でのゴールで「強豪キラー」ぶりを見せつけた朴智星は、この日も強豪リバプールを相手にゴールを決め、大舞台に強いことを再び証明した。ACミラン戦でのゴール、フラム戦(15日)アシストに続き、3試合連続で得点に結び付く大活躍。マンUは朴智星の決勝ゴールで成績を22勝6敗3分け(勝ち点69)とし、アーセナル(21勝6敗4分け)を抑えリーグ首位に立った。

 プレミアリーグの「伝統の一戦」らしく、試合は激しい展開となった。前半5分、リバプールがフェルナンド・トーレスのヘディングゴールで先制すると、7分後にはマンUがすぐに同点に。アントニオ・バレンシアが得たPKをルーニーが決めた。

 活発な動きで攻撃に参加した朴智星は、前半に2度のヘディングでの得点チャンスが訪れたが生かせなかった。前半22分、バレンシアのクロスに頭で合わせたが惜しくもゴールには結び付かず、同40分にもヘディングシュートを放ったが決まらなかった。

 だが、3度目のチャンスを逃さなかった。後半15分、 朴智星はダレン・フレッチャーの鋭いクロスに飛び込み、ヘディング弾を突き刺した。マンUのホームスタジアム、オールド・トラフォードを熱狂の渦に巻き込んだ朴智星は、胸に付いたマンUのロゴを右こぶしで強くたたいて喜びを爆発させた。後半41分にポール・スコールズと交代でベンチに下がると、サポーターは総立ちで朴智星に惜しみない拍手を送った。

チャン・ミンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る