ラセッティ・プレミア、同じ欠陥で2度リコール

 GM大宇が、発売開始から6カ月にもならない新車を全く同じ欠陥で2回もリコールするなど、あきれるような品質管理で消費者の不満を買っている。

 国土海洋部は21日、GM大宇が昨年9月25日から今年3月2日までに生産したラセッティ・プレミア1.8モデル1万2604台について、燃料供給用ゴムホースが割れて燃料が漏れる危険があるという理由でリコールすると発表した。リコールは、安全に直結する欠陥をメーカーが公開し、無償修理するというもの。

 燃料が漏れる欠陥は、車の衝突に伴う火災の原因になり得るため、リコール事由の中でも致命的だ。従って、1万台以上売れるまで欠陥を捕捉できなかったということは問題になりかねない。しかしながらより大きな問題は、GM大宇が既に今年1月24日にも、ゴムホースの連結不良により燃料が漏れるという理由で、昨年9月25日から12月3日までの間に生産された4087台をリコールしていたということだ。

崔元碩(チェ・ウォンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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