周南市の桜ケ丘高普通科「アーティストコース」の生徒が、表現力の向上に役立つ学外活動に積極的に取り組んでいる。4月からは地元のコミュニティーFMの新番組に出演する。本番へ向け、リハーサルに熱を入れている。
14日、周南市に隣接する下松市の商業施設。「修学旅行で北海道に行ってきました」―。ガラス越しに買い物客の往来が見える公開スタジオで、生徒4人がノートにつづった台本に沿っておしゃべりを続けた。
周南、下松両市の全域と光市の一部、田布施町の一部が可聴エリアのコミュニティーFM「しゅうなんFM」。4月2日スタートの新番組「桜ケ丘高校ビートラジオ」の収録リハーサルである。
4月で開設3年目に入る同コース。3年に進級する1期生21人のうち有志8人が番組を担当する。毎週金曜午後6時からの30分番組を隔週で受け持つ予定だ。
【写真説明】スタジオでラジオ番組のリハーサルをする桜ケ丘高のアーティストコースの生徒
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