●更新日 03/23●


なぜ報じない?流出騒動校長の違法DLと児童ポルノ所持


長崎県の長崎市立江平中学校の相良澄友校長が、ファイル共有ソフトの使用によって個人情報を流出させたと、新聞社やテレビ局が一斉に報じた。

テレビ局の報道

特定に至ったきっかけは、ウイルスに感染したPCの内容を掲載するサイトに晒されたことだった。個人名や学校名等が手掛かりになり、校長ではないかという噂がネット上に流れた。すると、本件について長崎市の教育委員会に問い合わせがあったようで、2010年3月22日、記者会見が現地で行なわれた。

学校長挨拶

この騒動に関する報道内容には、疑問点が多い。今回の問題の深刻な部分を、あえて隠しているかのようなものが見受けられるからだ。例えば、ファイル共有ソフトを使用した際にウイルスに感染したというのだが、これは偶然の出来事ではない。校長は、セキュリティソフトを違法に入手しようとしたのであり、この点については、23日の朝の時点では毎日新聞以外は違法性に触れていない。

また、個人情報の流出と並んで注目したいのは、校長のPCの内容である。読売新聞だけが「わいせつ画像も含まれていた」と書いたが、その具体的な内容については記述がない。校長にはロリコン趣味があったのだろうか、「最近使用したファイル」には、児童ポルノに該当する作品が多く含まれていた。「小学生オマンコアップ」、「ただいま中学生をハメ撮りレイプ中」といった小中学生関連の児童ポルノ作品を、中学校の校長が所持していたのだ。

こうした点について、関係者はどこまで把握しているのだろうか。23日に、江平中学校に取材を申し込んだ。同校教頭によると、個人情報流出の経緯を完全には特定できていないという。セキュリティソフトの入手過程に違法性があるという点は、知らなかったそうだ。また、校長が所持していた内容については調査中で、中身の詳細を確認できていないとのこと。今後の対応に関しても、現在検討しているところだという。

上記の取材に先立ち、当サイトでは街頭アンケートを実施した。「校長がロリコンと分かっていたら、子供をその学校へ通わせますか」と尋ねたところ、20人中18人が「通わせない」と明言。「分からない」と答えた人物は、その理由について、「生徒に危害がなければ、個人の趣味の問題。教育の中身や校風で選ぶ」と述べた。しかし、「でも、気分のいいものじゃないですけどね」と付け加えた。

アンケート

この校長が教育者として適任でなかったことは、誰の目にも明らかだ。




探偵T



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