最終更新: 2010/03/23 08:54

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鳩山内閣支持率30.5% 「危険水域」の3割まで後退 不支持初めて5割超 FNN世論調査

鳩山内閣の支持率が30.5%と、3割まで落ち込む一方、不支持が初めて5割を超えたことが、FNNの世論調査でわかった。
21日までの2日間、全国の有権者1,000人から回答を得た電話調査によると、鳩山内閣の支持率は、2月より10ポイント以上急落して30.5%(-12.3)と、「危険水域」とされる3割まで後退し、「支持しない」は53.9%と、政権発足半年で過半数に達した(+7.8)。
「半年間の実績」を「評価する」のは、4人に1人(25.5%)で、「政治とカネの問題への対応」(85.3%)、「首相の指導力」(84.7%)では、「評価しない」が8割を超え、「普天間基地問題」でも7割を超えた(73.2%)。
鳩山首相が打ち出した「5月末までの移設先合意」ができなかった場合、退陣すべきと「思う」人は5割に迫った(49.1%)。
半年間での状況の変化を聞くと、4項目すべてで、以前より「悪くなった」が「良くなった」を上回り、「良くなった」とみる人は、「日本の経済」(13.1%)、「日米関係」(16.1%)で1割台、「国民と政治との信頼関係」(22.1%)、「政治の進め方」(27.7%)でも2割台にとどまる。
「政治とカネ」の問題では、民主党の小沢幹事長について、「幹事長を辞任すべき」とする人は、2月より増えて4分の3に迫り(74.3%)、一連の問題が「夏の参院選に影響する」とみる人は9割を超えた(92.6%)。
また、小沢幹事長を批判した生方副幹事長の解任については、「評価しない」が7割を超える(72.3%)。
今後の動きに「期待するか」を聞いたところ、新たな「事業仕分け」では、7割近くが「期待する」(68.5%)としたものの、「参議院での民主党の単独過半数」(58.5%)や、「新党の結成」(60.6%)では、6割前後が「期待しない」と答えた。
自民党を離党した鳩山邦夫氏の動きに「期待しない」人は、4分の3を超えた(75.7%)。
与野党で「首相にふさわしい人」では、自民党の舛添前厚労相が2月よりさらに支持を伸ばし(19.0%)、民主党議員が軒並み支持を減らす中、「核密約問題」で注目を浴びた岡田外相が続く(9.9%)。
自民離党が取りざたされた与謝野元財務相(2.8%)は、谷垣総裁(1.5%)を上回った。
政党支持率では、民主党が7ポイント以上落ちて(25.4% -7.5)、自民党が微増(18.8% +0.6)。
「夏の参院選比例区での投票先」でも同じ構図で、自民党(24.0%)が民主党(29.4%)に肉薄した。

(03/22 12:13)


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