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	市営地下鉄に対し事故調査官が聞き取り調査
	橋下知事・平松市長が唐家セン氏と会談
	生後２ヵ月長女殺害で２４歳母親逮捕
	桜井男児餓死　母親は「死ぬかもしれないと思った」
	阿南の３人放火殺人事件　未必の故意は？
	野生コウノトリの受難
	安土町合併停止を決議
	熊本県知事が橋下知事に九州をアピール
	大阪市水道局の職員　業者にマイカーの車検代払わせる
	吹田市の消防幹部を処分　勤務中に株・競馬
	「ポイント手前停止」の指示怠る　市営地下鉄トラブル
	和歌山でコンビニ強盗　１月にも同店で被害
	再生医療向け細胞培養ロボットシステムを開発

最終更新日時：2010年3月17日 02:10

市営地下鉄に対し事故調査官が聞き取り調査

運輸安全委員会が地下鉄の調査に

今月15日大阪市営地下鉄で起きたポイントの操作ミスによるトラブルについて国の運輸安全委員会が調査官を派遣し、事情を聴取しました。国の運輸安全委員会が派遣した鉄道事故調査官ら３人は、大阪市交通局の鉄道本部長らから聞き取りを行いました。対象になったトラブルは今月15日早朝、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線で線路の操作ミスからポイントを破損し、始発から５時間以上運休したものです。けが人は出ませんでしたが、最悪の場合、列車の脱線や衝突の可能性もありました。平松市長は「あまりに緩んだ現場。重要な現場を預かる交通。普通の厳しさでは足りない厳しさで対処する。」と怒りの表情で語りました。事故調査官らは操作ミスのあったポイント付近を見分することにしています。

( 2010/03/17 2:09: 更新)

橋下知事・平松市長が唐家セン氏と会談

橋下知事は「WTC周辺を中国への玄関に」

大阪府の橋下知事と大阪市の平松市長が、日本を訪れている中国の唐家セン氏と会談して、大阪ベイエリアのまちづくりをアピールし中国からの企業誘致をはたらきかけました。１６日午後、中国の唐家セン（センは王へんに旋）中日友好協会名誉顧問が大阪市のＷＴＣビルを訪れ、橋下知事や平松市長が出迎えました。２年前、橋下知事が就任直後に初めて会った外国の要人が当時中国の国務委員だった唐家セン氏で、きょうは再会の喜びもそこそこに、ベイエリアに中国企業を誘致してもらうべく、アピールをしました。橋下知事は「このベイエリア部を、大阪市の平松市長と一緒に大阪の最重要拠点として中国の玄関口にしたい」と話しました。橋下知事はまたベイエリアに税などを免除する「経済特区」を作るとも説明しました。

( 2010/03/17 2:05: 更新)

生後２ヵ月長女殺害で２４歳母親逮捕

武中明日香容疑者（２４）の家

大阪府堺市で今年１月、生後２ヵ月の長女を強く揺さぶって殺害したとして２４歳の母親が逮捕されました。
「子どもをかわいいと思えない、という発言がありました」母親からの相談があったと堺市の担当者は話しました。殺人の疑いで逮捕されたのは、堺市中区深井水池町の無職・武中明日香容疑者（２４）です。警察の調べによりますと武中容疑者は今年１月、当時生後２ヵ月だった長女・綾音ちゃんの頭を何度も強く揺さぶるなどして殺害した疑いがもたれています。救急への通報は、武中容疑者自身がしていて「娘がミルクをのどにつまらせて様子がおかしい」と話していたということです。搬送先の病院で死亡が確認されたことから救急隊員が警察に通報しました。また武中容疑者は綾音ちゃんが亡くなる３日前に市の施設に相談に訪れていました。堺市中保健総合センターの安部勝之所長は「『イライラして、たたいてしまう』という内容。外見では傷はなかった。これから対応しようとしていたところで残念だ」と話しました。武中容疑者は調べに対して「日ごろから育児の疲れでイライラしていた、ミルクを与えた後泣きやまないことに腹が立って４回揺さぶった」と話しているということです。

( 2010/03/16 19:36 更新)

桜井男児餓死　母親は「死ぬかもしれないと思った」

吉田眞朱容疑者（２６）

奈良県桜井市で長男に十分な食事を与えず死なせたとして逮捕された母親が、衰弱する子供を見た当時、「死ぬかもしれないと思った」と供述していることが分りました。桜井市のパート店員吉田眞朱容疑者（２６）は長男の智樹ちゃん（５）を餓死させた疑いで夫と共に逮捕されました。その後の調べで眞朱容疑者は去年５月ごろから智樹ちゃんに食事を一日一回おにぎりと水しか与えず、智樹ちゃんは亡くなる一週間前には自力で動けないほど衰弱していたことが分りました。また、救急車を呼ばなかったことなどについて眞朱容疑者は「以前テレビで虐待に関する番組を見て、消防や警察に通報すれば追及されると思った」と話しているということです。また、「このままでは死ぬかもしれないと思っていた」とも供述していて、警察は智樹ちゃんが死亡する危険性を認識していた「未必の故意」にあたるかどうか、殺人容疑も視野に調べを進めています。

( 2010/03/16 19:36 更新)

阿南の３人放火殺人事件　未必の故意は？

武市和博容疑者（３５）

去年の大晦日に徳島県阿南市の住宅が放火され３人が死亡した事件で、逮捕された長男が「家族が寝ているのは知っていた」と供述していることがわかりました。殺人と現住建造物等放火などの疑いで逮捕された無職の武市和博容疑者（３５）は、１６日、徳島地検に身柄を送られました。調べによりますと、武市容疑者は去年１２月３１日、阿南市羽ノ浦町の自宅で自分の部屋に灯油をまいて火をつけました。そして自宅を全焼させ、逃げ遅れた姉の広美さん（当時３７）らきょうだい３人を殺害したなどの疑いが持たれています。武市容疑者はおととしから定職についておらず、調べに対して「家族から疎外されていると感じ、自殺しようと火をつけた」と供述しています。また、殺意について否認する一方で、「家の中で家族が寝ていることは知っていた」とも供述していて、警察では未必の故意があったとみて調べています。

( 2010/03/16 19:35 更新)

野生コウノトリの受難

「ことしこそ・・・」の期待

兵庫県豊岡市で去年、卵をカラスに食べられた野生のコウノトリ、ことしも産卵が確認されました。しかし、ふ化までは一筋縄ではいかないようです。豊岡市のコウノトリの郷公園で新たな産卵が確認されました。産卵したのは野生のコウノトリの雌「エヒメ」（推定４歳）と放鳥された３歳の雄のペア。実はこのペア、去年の産卵では悲しい事件が襲いました。ペアが巣から離れている間にやってきたのは１羽のカラス。あっという間に卵を持ち去ってしまいました。その３日後にも・・・さらに、３日後には、なんと２羽のカラスがたまごを食べてしまいました。結局、去年このペアから孵ったヒナはゼロ。親鳥も悲しみを隠せません。豊岡ではエヒメのような野生コウノトリの血統を持つヒナはまだ誕生しておらず、ことしこそは！と期待がかかるのも無理はありません。しかし１５日まであった新しい卵がまたしてもカラスに襲われなくなってしまいました。自然界の厳しさを痛感させられました。県立コウノトリの郷公園主任飼育員・佐藤稔さんは「非常に期待したんですけど、残念、カラスも野鳥で外来種でもない、コウノトリだけを守る為だけにカラスを獲っていいのかという議論もある」通常４回ほど卵を産むとされるコウノトリ。１７日にはまた産卵するとみられていて、今度こそは天敵に襲われないように願うばかりです。

( 2010/03/16 19:34 更新)

安土町合併停止を決議

合併５日前

滋賀県近江八幡市との合併が５日後に迫った安土町では、１６日に町議会が開かれ、合併の停止を求める議案が可決されました。
１６日午後、安土町議会では県や国に対して、近江八幡市との合併の停止を求める議案が賛成多数で可決されました。大林宏町長は「やっと可決できたという思いです」と話しました。
安土町では、合併反対を唱えて当選した大林宏町長と町議会が対立し、住民団体が町議会をリコールしました。そして、１４日の出直し選挙で「合併反対派」が「推進派」を上回り、この決議となりました。合併反対派の議員は「町民の声を反映した決議だと思うので、出せたことをうれしく思います」と評価。一方、合併推進派の議員は「非常に寂しい思いはします。自分の意思は意思で、しっかりと貫いていきたいと思う」と話していました。
しかし、今の法律では今月２１日の合併が覆ることはありません。大林町長は「すでに行われた合併の決議は、民意でないという瑕疵（欠陥）がある。その瑕疵について十分国に考えていただくようにしたい」と話し、１７日に近江八幡市や滋賀県に合併停止の決議を伝えるほか、翌１８日には総務省を訪れ、政治的判断を求める方針です。

( 2010/03/16 19:34 更新)

熊本県知事が橋下知事に九州をアピール

意気投合

来年春、九州新幹線の全線開業により、大阪から乗り換え無しでつながる熊本県。その熊本県の知事が、観光ＰＲのため大阪を訪れ橋下知事と、すっかり意気投合です。
１６日朝、大阪府庁を訪れた熊本県の蒲島知事。橋下知事に会うなり、熊本までの招待券に加え、地元のお菓子にお酒と、抱えきれないほどのお土産を手渡しました。熊本県は来年３月、九州新幹線の全線開業により、大阪から乗り換えなしでいけるようになるため、これを期に観光客を呼び込もうというのです。さらに、政治学者で東京大学名誉教授でもある蒲島知事は、橋下知事の主張に賛同する議員らで結成される予定の「橋下新党」に興味津々。
蒲島知事「どういう動きをするの？」
橋下知事「４月になってからみんなで動こうと考えている。大阪府と大阪市の関係を整理しなきゃと思うが、大阪市からだいぶ反発をくらってて…」
蒲島知事「成功すれば一つの革命。もともと失うものは無いんだから。成功のカギは来年の統一地方選挙で新しい候補者を発掘できるかでしょう」
およそ１０分間にわたり、橋下構想実現のためのアドバイスを送りました。また、橋下知事からはこんな質問も・・・
橋下知事「九州新幹線ができたらみんな乗りますかね？」
蒲島知事「飛行機客はだいぶ移るでしょうね」
橋下知事「じゃあもう伊丹はいらないんじゃないか。蒲島知事もお墨付きということで」
すっかり上機嫌の橋下知事。山積する課題の解決の糸口は見えたのでしょうか。

( 2010/03/16 19:33 更新)

大阪市水道局の職員　業者にマイカーの車検代払わせる

大阪市の会見

大阪市水道局の職員が、工事を受注した業者にマイカーの車検代を肩代わりさせていたことがわかりました。市は、肩代わりが便宜の見返りだったとみていて、職員を処分する方針です。

大阪市水道局によると、南部水道工事センター田辺分室に勤める３５歳の技術職員は、おととし１０月頃、平野区の水道工事業者に自分の車の車検代約２０万円を肩代わりさせていたということです。
また職員は、この業者が道幅が広いなど作業がしやすい工事を受注できるように契約担当者に推薦していて、業者は２年間で５件・計１８００万円の工事を水道局から受注していました。
職員は「車検の肩代わりは自分から持ちかけた」と話していて、大阪市はこの肩代わりが業者への便宜の見返りだったとみて、厳重に処分する方針です。

( 2010/03/16 14:20 更新)

吹田市の消防幹部を処分　勤務中に株・競馬

吹田南消防署

大阪府吹田市の消防署の署長と副署長が勤務時間中に株や競馬をしていたことがわかり、吹田市消防本部は２人を懲戒処分にしました。

１６日付で停職１ヵ月の懲戒処分となったのは、吹田南消防署の５９歳の署長と５７歳の副署長です。
吹田市消防本部によりますと５９歳の署長は、１年ほど前から勤務時間中に私物のパソコンで数回、株取引をしていたということです。
また５７歳の副署長は、昼休み中に息子に連絡して馬券を買うように頼んでいたということです。
これについて吹田市の俊多希憲・消防長は「市民の生命財産を守る消防職員が不祥事を起こしたことについて深くお詫びを申し上げるとともに、再発防止に万全を期す」とコメントしています。

( 2010/03/16 14:19 更新)

「ポイント手前停止」の指示怠る　市営地下鉄トラブル

３運転司令員が運行の指示や作業を失念していた

１５日に大阪市営地下鉄で起きた線路のポイントの操作ミスで、運転司令員が列車をポイントの手前で停止させる指示も怠っていたことが分かりました。１５日早朝、長堀鶴見緑地線で、運転指令員が線路のポイントを切り替え忘れるミスがあり、最悪の場合、始発列車に脱線や衝突の恐れもありました。始発列車は当時、故障したＡＴＣ・自動列車制御装置を解除して走っていて、代わりの列車が、鶴見緑地駅経由で門真南駅に用意されました。その際に、向きを変えたポイントを運転指令員が元に戻すのを忘れ、始発列車が通過していました。また列車がＡＴＣを解除して走る場合には、当時３人いた運転指令員がポイントの手前で停止させたり、特殊な信号を作動させたりする必要がありましたが、これらも怠っていました。運転指令員は運行の一連の作業を忘れていたということで、市の交通局は３人を「１６日から３日間再教育する」としています。

( 2010/03/16 12:36 更新)

和歌山でコンビニ強盗　１月にも同店で被害

公開された男の画像

和歌山市内のコンビニエンスストアで、現金約４万円が奪われる事件がありました。この店は１月にも被害に遭っています。防犯カメラに映った男は刃渡り約２０センチの刃物を手にしています。１６日午前１時４０分ごろ、「ファミリーマート和歌山毛見店」で、男がカウンター越しに刃物を見せ、「強盗や、紙幣を袋に入れよ」と店員を脅しました。店員が売上金約４万円を差し出すと、男はさらにタバコも要求し、３カートンを奪って逃げました。男は年齢が２０代で、身長１７０センチから１８０センチくらいだったということです。この店では今年１月にも、３万円あまりが奪われる事件があり、警察は同一犯の疑いがあると見て捜査しています。

( 2010/03/16 12:13 更新)

再生医療向け細胞培養ロボットシステムを開発

川崎重工業・神戸工場

機能しなくなった体の組織を回復させるいわゆる「再生医療」に使う細胞を同時にいくつも培養することのできるロボットシステムが開発されました。川崎重工業・神戸工場で公開されたのは再生医療に必要な細胞を自動で作り出す「細胞自動培養ロボットシステム」です。この機械にはクリーンルーム内で半導体などの組み立て作業を行う技術が応用されていて、ロボットはフラスコなどの道具を使って細胞を培養し、さらにこれを株分けして増やす作業などを行います。これまでは細胞への汚染を防ぐため、部屋の中では研究者一人が一つの細胞培養しか出来ませんでした。しかし機械の中を無菌状態にするシステムで安全性を確保したうえ、ロボットで決められた動作を正確に繰り返すことで多くの細胞を同時に培養することが可能となります。細胞培養の完全自動化は世界で初めてだということです。

( 2010/03/16 6:16: 更新)

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