岡山放送局

2010年3月22日 19時6分更新

奈義町で「カブトガニ展」


生きた化石ともいわれるカブトガニの生態を紹介する「カブトガニ展」が、奈義町で開かれています。

このカブトガニ展は、古代からほとんど姿を変えることなく生き続けているカブトガニの生態を知ってもらおうと、笠岡市のカブトガニ博物館の協力で開かれました。会場の奈義町の「なぎビカリアミュージアム」には、カブトガニのはく製をはじめ、カブトガニが卵からふ化し、脱皮を重ねながら成長する様子を段階ごとに展示した標本、それにドイツのジュラ紀後期の地層から見つかった、今のものとほとんど同じ形のカブトガニの化石が展示されています。
このほか会場にはカブトガニの幼生などの写真パネルも展示され、訪れた人たちは興味深そうにながめていました。
このカブトガニ展は、5月5日まで開かれています。