2010年3月22日 19時6分更新
児童の減少にともなって、4月からほかの小学校に統合される新見市の小学校で、22日閉校式が行われました。
閉校式が行われたのは、明治6年に開校した新見市の豊永小学校です。
閉校式には、在校生や卒業生、それに地域の人などおよそ170人が出席し、まず、田中由貴子校長から新見市教育委員会に校旗が返納されました。
そして田中校長が「豊永の素晴らしさを胸にきざみ多くの仲間と夢に向かって挑戦してください」と子どもたちを激励しました。
このあと在校生らが学校での思い出を語り、最後に「ありがとうございました」「さようなら」と感謝の言葉を述べました。
式のあとは校庭の記念碑を除幕して、137年の歴史をもつ学校との別れを惜しんでいました。
豊永小学校の在校生23人は、4月からは10キロほど離れた草間台小学校までバスで通うということです。