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Twitter Send 2010/03/22 08:56 KST
韓国の金保有量14.4トン、世界57位


【ソウル22日聯合ニュース】韓国の金保有量が国力に比べ大きく劣っていることが分かった。

 企画財政部などが22日に明らかにしたところによると、金の国際調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が先ごろ各国政府に通知した昨年末現在の金保有量現況によると、韓国の金保有量は14.4トンで、調査対象113カ国・地域のうち57位と評価された。昨年6月の14.3トンから0.1トン増えたが、世界順位はむしろ56位から57位に下落した。韓国の経済規模は世界10位内、外貨準備高も世界6番目という点からすると、金保有量は絶対的に少ないと分析される。

韓国は金拡充の必要性が指摘されている(資料写真)=(聯合ニュース)

 世界の金保有量をみると、米国が8133.5トンで不動の1位を守る。これは韓国の566倍にあたる量。ドル基軸通貨国の米国は外貨準備高の70.4%が金で、戦争など有事に動員可能な体制を備えている。続いてドイツが3406.8トン、国際通貨基金(3005.3トン)、イタリア(2451.8トン)、フランス(2435.4トン)、中国(1054.1トン)、スイス(1040.1トン)、日本(765.2トン)、ロシア(641.9トン)などの順となっている。

 韓国より経済力が劣るアジアの国・地域も、金保留量は少なくない。台湾が外貨準備高の4.1%を占める423.6トンを保有し13位で、フィリピン(154.4トン、22位)、シンガポール(127.4トン、25位)、タイ(84.0トン、33位)、インドネシア(73.1トン、37位)、パキスタン(65.4トン、40位)、マレーシア(36.4トン、45位)も韓国を上回る。

 特に、調査対象国・地域が外貨準備高の平均10%を金で保有するのに対し、韓国は0.2%にとどまり、金拡充の必要性が指摘される。世界的な金融危機で金価格が急騰し、各国政府は金を魅力的な投資手段と見なしており、韓国もまた、積極的な買い入れが必要ではないかという意見が政府内でも出始めている。ある政府関係者は、外貨準備高に占める金の割合が高いのが必ずしも良いわけではないとしながらも、各国の動向を見ながら買い入れるべきかを慎重に検討中だと話した。

japanese@yna.co.kr