image of Planet-C

2010年5月18日  「あかつき」打ち上げへ

金星探査機「あかつき」を載せるH-IIAロケット17号機の打ち上げ予定日時が、 5月18日6時44分14秒に設定されました。

時速400キロで全球をめぐる硫酸の雲の下に、灼熱の大地が広がる金星。 地球の兄弟星の謎に挑む世界初の惑星気象衛星が、ついに打ち上げられます。

関連リンク:

更新履歴

PLANET-Cニュース

2010年3月17日 − 「あかつき」出発 −

金星探査機「あかつき」は、本日夕方、種子島宇宙センターへ向けて相模原キャンパスを発ちました。 これまでの試験に関わってきたプロジェクトメンバー、相模原キャンパス内の「あかつき」を応援して下さっている皆さん、 さらにはお向かいの相模原市博物館や道行く方々まで。 たくさんの人たちに見守られての出発でした。

種子島での打上げ、金星への旅、そして観測と、探査機としてはこれからが本番です。 今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。 (JAXA大月祥子)

PLANET-Cニュース

2010年3月16日(2) − 総合試験終了 −

6月1日からの9ヵ月半、作業日数200日を越える総合試験が無事に終了しました。 明日、「あかつき」が種子島に向けて旅立ちます。 写真は先週金曜日の報道公開後の姿で、後ろに見えるのが輸送用コンテナです。 「あかつき」は既に昨日このコンテナの中に収納されおり、今は静かに搬出の時を待っています。 (JAXA大月祥子)

PLANET-Cニュース

2010年3月16日(1) − メッセージキャンペーンへのご協力、ありがとうございました! −

「あかつき」メッセージキャンペーン では約26万人の皆さまにご応募いただきました!ご協力、ありがとうございました。 寄せられたお名前とメッセージは約90枚の特殊加工のアルミ板に印刷され、 「あかつき」への搭載の準備が整っています。

1月10日のキャンペーン締切から約1ヶ月後、2月中旬にメッセージプレートがJAXA相模原キャンパスに届きました。 加工業者(ジェイエスピー)の社長自らお持ちいただいたメッセージプレートが箱から取り出されたときには、 その硬質な美しさに一瞬、見とれてしまいました。 上の写真(左)は到着したてのメッセージプレートたちです。 Web応募のメッセージが細かな活字でびっしりと並ぶものや、団体応募の寄せ書きが並ぶものがあります。 さっそく衛星組立室で寸法や重量をチェックが行われました(写真・右)。

そして早速、宇宙に旅立つための準備です。 探査機に搭載する以上、このメッセージプレートもベーキングしなければなりません。 真空容器の中で加熱され、表面に付着した水分子などが取り除かれました。 下の写真(左)は真空容器からベーキング済のプレートを取り出すところです。

総合試験も終盤の3月9日、探査機の質量特性測定が行われ、 メッセージプレートは重心調整用の重りの一部として探査機に取り付けられました。 写真(右)はその時の様子です。 この調整用の重りは試験後一度取り外され、種子島での最後の質量測定前に本取り付けが行われます。

またこのメッセージキャンペーンにおいて団体応募でお送りいただいた寄せ書きは、 総合試験期間中、プロジェクトメンバーの控室で保管・閲覧されていました。 皆さまからの温かいメッセージに感謝の気持ちでいっぱいです。 打ち上げまであと2か月余り、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (JAXA今村剛・大月祥子) 

PLANET-Cニュース

2010年3月5日 − あかつき打ち上げ予定日時決定! −

金星探査機「あかつき」や小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」、 その他4基の小型副衛星を載せるH-IIAロケット17号機の打ち上げ予定日時が、 2010年5月18日6時44分14秒に設定され、3月3日に発表されました。 打ち上げまで残すところ約2か月半。 現場の空気もますます引き締まり、一日一日を重く感じる日々です。 今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

打上げ予定日時の発表に伴い、JAXAのウェブページ内に「あかつき特設サイト」が設置されました。 「あかつき」プロジェクトメンバーの手によるこちらのサイトとはまた違った角度から様々な情報を取り上げ、 打ち上げまでのカウントダウンを盛り上げていきます!ぜひご覧ください。

 あかつき特設サイト

また、前回のPLANET-Cニュースでご紹介した「サイエンス・ニュース・ネットワーク」 において、「ニュース:金星探査機あかつきリポート」の最終回が2/17に公開されました。 こちらも合わせてご覧ください。

リンク:

PLANET-Cニュース

2010年2月16日 − サイエンス・ニュース・ネットワーク −

JST 科学技術振興機構が企画・製作するインターネット配信の科学ニュース番組 「サイエンス・ニュース・ネットワーク」で、 金星探査機あかつきが紹介されました。

この番組は2009年11月から配信されており、その第13回(2009/12/7配信)、第24回(2010/1/1/配信)、 第35回(20101/27)、第38回(2010/2/3)、第41回(2010/2/10)に 「ニュース:金星探査機あかつきリポート」としてプロジェクトのメンバーが登場し、 金星探査機「あかつき」との関わりや金星や探査にかける思いなどをお話ししました。 近日公開の最終回には、プロジェクトマネージャ中村が登場予定です。 また、1月の熱真空試験の準備など総合試験のリポートもあり、現場の空気が伝わってきます。 ぜひご覧ください。

リンク:

PLANET-Cニュース

2010年1月29日 − 総合試験実施中 170日目 −

「あかつき」は5つのカメラによる観測の他に、 探査機から送信されたのち金星大気をかすめて地上局に届く電波を使って、大気の構造をさぐります(電波掩蔽)。 周波数がよく安定した電波が必要となるため、超高安定発振器(USO)という特殊な信号源を搭載し、 この出力信号を探査機の送信機を介して地球に向けて送信します。

写真は、熱真空試験の途中で、真空容器内の「あかつき」からUSOによる信号を取り出して、 その周波数の安定度を測定しているところです。 白い大きな筒のようなものが「あかつき」を収めた真空容器です。 (JAXA今村剛)

PLANET-Cニュース

2010年1月27日 − 総合試験実施中 168日目 −

昨年6月に始まった総合試験もついに終盤戦。 現在は最後の山場である熱真空試験を実施しています。 この試験では、探査機が宇宙に行ってからの真空状態・温度環境を模擬し、 その中で探査機が正常に動作することを確かめます。 探査機をIRパネルという温度調整用のヒーターが取り付けられた黒い箱の中に入れ、 更にその箱ごと大きな真空チェンバーの中に入れて試験を行なっています。

1月14日、いつものクリーンルームからチェンバ室に金星探査機あかつきを移動しました。 パノラマ写真(左)は移動直後のチェンバ室の風景です。 写真の中央に探査機を載せる作業用の台があり、IRパネルを取り付けているところです。 左側には運ばれてきたばかりのあかつきが見えます。 また、右側の透明なカーテンの奥が真空チェンバー下のクリーンブースです。 クリーンブース内の黒いステージは真空チェンバーの下蓋になっており、 探査機はこのステージごと2階の高さまで上げられ、チェンバ内に収められます。

チェンバ室への移動後、試験用の器具の取り付けが行なわれました。 写真(中・右)は、1月18日のIRパネル取り付け時の様子です。 この日から熱真空試験が終了するまでの間は、 試験をしているプロジェクトメンバーでさえ あかつき の様子を目で見ることはできません。

1月22日に真空チェンバーの蓋が閉じられ、24時間体制の熱真空試験が始まりました。 2月1日までの約10日間かけて、金星周回軌道上での観測時、地球との通信時、 さらに地球から金星への飛行時の3つの温度モードでの試験を実施します。 (JAXA大月祥子 / 写真・JAXA山田学)

広報・教育用素材

2010年1月21日

(表)  (裏)

「あかつき」の名前の入った最新のペーパークラフトを広報・教育用素材に追加しました。 両面印刷して組み立てると衛星内部の様子まで分かります。

PLANET-Cニュース

2010年1月8日 − 総合試験実施中 153日目 −

あけましておめでとうございます。 2010年です。 10年以上の年月をかけて歩んできたPLANET-C(あかつき)が、ついに今年、金星へと旅立ちます。 今まで以上に皆さまの応援がプロジェクトを支えてくださる年になると思います。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

あかつきプロジェクトでは1月4日より今年の作業を行なっています。 今週の作業で再び上部パネルが衛星本体に組み付けられ、この後はもう取り外すことなく残りの試験を進めます。 総合試験も残すところ約2ヶ月。 打上げの年になったことを実感する毎日です。

メッセージキャンペーンは 1月10日が締切です。皆さまのご応募をお待ちしています! (JAXA大月祥子)

一番星へ行こう!

日本惑星科学会誌「遊・星・人」掲載のPLANET-C紹介記事へリンクを張りました。

リンク