サッカーW杯:日本、「4強」賞金見込んで予算編成

日本サッカー協会、早くも4強進出を想定

 日本サッカーが2010年サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を控え、早くもベスト4進出で獲得する賞金を想定した予算を組んだ。

 日本サッカー協会は18日の理事会で、27億9900万円の収入を見込む今年度予算案を承認した。この予算には、W杯でベスト4進出を果たした場合に受け取る賞金2000万ドル(約18億円)が含まれている。

 W杯ベスト4の賞金は、予算の64%に達する。もちろん、日本が1次リーグで敗退すれば、この予算案は水泡に帰すことになる。

 これに対し大韓サッカー協会は、W杯での獲得賞金として、「ベスト16」を想定し、2010年度の予算に反映している。韓国は南アフリカ大会で、自国開催以外での初の16強入りを目指しているが、日本と比較すると非常に控えめに見える。

 日本サッカー協会の関係者は、「岡田武史監督がベスト4進出を目標に掲げているため、4強を前提に今年度の予算を組むのは当然のこと」と語った。

 だが、世界のサッカー界はもちろん、日本国内でも日本のベスト4進出の可能性に自信を見せる人は多くない。一部メディアでは、ベスト4進出という目標について、「難しいのでは?」との厳しい報道はおろか、冷やかしまがいの内容も見られる。

  本大会出場が決定した直後からベスト4進出を掲げてきた岡田監督も、ここに来て少し慎重になっている様子だ。日本は欧州の強豪国オランダ、デンマーク、アフリカの看板カメルーンと同じE組に属している。

ミン・チャンギ記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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