KOSPI指数、来年2100ポイントまで上昇=INGエコノミスト

 韓国経済に対する代表的な楽観論者として知られるINGグループアジア担当チーフエコノミストのティム・コンドン氏は19日、本紙のインタビューに応じ、「現在1600ポイント台のKOSPI指数が、来年初めには2100ポイントまで上昇する」と改めて韓国経済の先行きにポジティブな見解を示した。「世界経済が緩やかな回復基調に乗り、韓国はその恩恵を受ける」との見方からだ。

 コンドン氏は「欧州と日本の経済状況は思わしくないが、中国が依然堅調な上、米国経済も徐々に改善が見込まれる。米国、中国、アジアの新興国に対する輸出の割合が高い韓国には良いニュースだ」と指摘。その上で、韓国は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最高水準の5%に達する高い潜在成長率を示すなど、内部に強力な成長エネルギーを備えていると強調した。

 コンドン氏はまた、回復局面に入っている景気循環サイクルについて、「現在は経済に対する不安感が優勢な状況だが、今後景気回復が肌で感じられ始めれば、こうした不安感はあっという間に消える」との見方を示した。

チョン・チョルファン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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