MLB:イ軍・秋信守、インディアンスのベスト選手に

 インディアンスの秋信守(チュ・シンス)が、2000年代インディアンスのベスト選手に選ばれた。

 インディアンス公式サイトは18日(韓国時間)、「2000年代インディアンスのベスト選手」と題する記事を掲載、過去10年間における最も優秀なプレーヤーを紹介した。秋信守は、サイズモア、ロフトンといったスター選手とともに、外野手部門に名を連ねた。

 錚々(そうそう)たるスターを押しのけて選ばれたのは、その将来性だ。同記事によると、選定をめぐり若干の議論があったという。5人の評価員のうち3人は、「秋信守は毎年レベルアップしている。将来、リーグ最高の右翼手になるだろう」と絶賛した。一方、残る二人の評価員は、93年から00年までインディアンスに所属したラミレスを選んだ。秋信守は06年から昨季まで通算打率は3割2厘、OPSでは8割9分3厘。一方ラミレスは00年に打率3割5分1厘、38本塁打、122打点をマークし、リーグのオールスター選手に選ばれている。成績はややラミレスの方が勝っているが、将来性が高く評価されたわけだ。

 評価員らの判断通り、秋信守は今季もオープン戦から好調を維持している。同日のレッズとのオープン戦では4打数2安打1打点をマークし、ベスト選手として恥じない活躍をした。秋信守は1回表の第1打席でアローヨから左前安打。4回表の第2打席では、2死二塁でレイニクから中前安打を放ち、打点を挙げた。

 オープン戦打率は3割7分5厘で、3試合連続安打をマークしている。試合はインディアンスが8-2で勝利した。

ノ・ギョンヨル記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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