「ホリエモン」こと、ライブドア(現:LDH)元社長の堀江貴文氏が2010年2月1日のブログで、「この時代自分で事業を興すのが一番安全で確実」と起業を勧めている。
堀江氏によると、「そもそもどこかの会社に就職せねばならないという考え方そのものがナンセンス」らしい。会社を「タイタニック号」に見立て、
「君が乗っているタイタニック号は今の時代だとかなりの確率で氷山にぶつかって半分が溺死する。でも数人しかのれない君がこいでいるボートなら、タイタニック号のように快適な客室はないかもしれないが、氷山にはぶつかりにくい。自分で制御できるから」
と持論を展開し、起業を勧める。さらに堀江氏から言わせれば「起業は簡単」らしい。「平日ゴルフ行ってたって経営はできる。大成功するには運が必要だろうけど、サラリーマン以上の生活をしたいのが目標なら簡単である」と言い切る。
ただ、業種の選別にはうるさいようだ。「間違っても脱サラしてコンビニのFCオーナーとかにはなってはいけない」とし、「利益率の高い商売、在庫をできるだけ持たない商売、月極めで定額の収入が入る商売、大資本の要らない商売、の全部を兼ね備えている商売」がオススメとしている。
実業家として一時代を築くも、失脚したホリエモン。起業の酸いも甘いも知った男の説得力はいかほどか。<テレビウォッチ>
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