福岡市の島の海岸で女性の切断された遺体の一部が見つかってから22日で1週間です。事件につながる有力な情報はなく、警察は、引き続き交友関係を中心に調べています。
この事件は今月15日、博多湾に浮かぶ能古島の海岸で、福岡市の会社員、諸賀礼子さん(32)の切断された遺体の一部が見つかったものです。
警察は22日も博多湾の沿岸で捜索を続けていますが、これまでに遺体のほかの部分や、事件の手がかりとなるようなものは見つかっていません。
諸賀さんの自宅には普段、持ち歩いていたバッグがあり、財布も入ったままでした。このため警察は、諸賀さんが会社から帰宅した後に顔見知りに連れ出された可能性があるとみていて、個人的な付き合いから仕事関係まで、幅広く関係者から事情を聴いてトラブルがなかったか調べています。(22日16:17)