2006年03月30日
大町ルートと「よど号」の接点
大町ルートと「よど号」の接点
現段階で詳細は記せませんが、長野県内の某所にある防錆工場には、在日の方々が多く勤務され、主体思想研究会にも多く在籍している。また、日教組長野県所属の教員の多くが主体思想研究会に所属している。
上記を覚えておいて頂きまして、八尾恵の証言に移りたく思います。
八尾は、在日本留学生同盟の人間により北朝鮮へ渡る事となった。当人は、騙されているとは思わず、自ら進み訪朝を希望した。
留学生同盟の活動家(総連活動家でもある)人物より大阪市内でMなる人物を紹介される。小柄な人物であるが、訪朝するにあたり、「両親にも誰にも話さない事を約束できますか?」と問われる。
約束できますと答える、八尾である。
「その約束を守り、それで親を説得して、何ヶ月か親に会わなくても探さない心配しない様に約束できますか?」とも問われた。
再度、約束できると答える八尾。
出発する直前に、Mより住所を書かない手紙を4,5通書かされた。差出人として、自分の名前だけを書いた。家族宛に、「過疎地で頑張っている」「福祉施設で頑張っている」といった文面の手紙を書いてMに渡した。
この時の一枚の手紙は、一年後に長野県内の消印で届いた。北朝鮮に居ると疑われない為の偽装工作だった。
八尾出国する
1977年2月24日伊丹空港から香港へ着いて、船でマカオに向った。同船舶内で、18歳の美容師と知り合い、彼女の家へ招待された。彼女は、マカオで働く中国人。
マカオで出迎えてくれたのは、北朝鮮大使館員と「よど号」担当の安という人物であった。
北朝鮮へ到着した彼女は、大同江招待所で暫く生活する事になる。
この後、柴田義弘と結婚する。日本人革命村に移り住み、「よど号」達と共同生活をする。八尾と柴田の結婚前後に、「よど号」の他のメンバーの結婚が次々と行なわれた。
八尾の後に行なわれた結婚式は、水谷協子さんと田中義三であったが、水谷さんが北朝鮮に着てから一月目の事であり、彼女の胸中は複雑であった様だ。
福留貴美子さんは、1976年に羽田を出て、10月には妊娠しています。1977年7月に長女を出産しました。彼女は岡本武志との結婚を承諾しませんでした。指導員の執拗な説得で仕方なく諦め、最終的に承諾した。
くちなし後記
八尾が海外で活動する前のみ掲載したのですが、上手くまとめられず、何から記すべきか迷いました。説明が不十分になるとは存じますが、以下、記します。
高沢皓司著書「宿命」に記載されている「よど号」妻との出会いでは、全員が欧州で運命的出会いをして結婚した。皆、包摂された様に受け取れる内容だが、実際には、赤木志郎の妻である、金子恵美子が群馬県で主体思想の研究をする様になり、金子恵美子が長野県で主体思想研究会の支部を作った。
金子恵美子が勤務していたのが、紡績工場。若林盛亮の妻、黒田佐喜子は、主体思想研究会の創設者、尾上健一の秘書であった。主体思想研究会は、北朝鮮が利用できる人物をプールする働きがあった。
以下は、上記に記した赤い字に注目して頂きたい。長野県から出された手紙は主体思想研究会の人間が出したと推測できる。
偽装工作の手紙は、多くの拉致被害者と共通している。
福留貴美子さんは、差し出した手紙で、親戚の結婚を祝う言葉が書かれていた事は家族の証言で明らかになったが、福留さんが知る事は不可能な情報であり、監視されていると感じた母親の証言があり、監視役の特定はできていないが、大町ルートと無縁でない事実がある。
福留さんは、東京豊島区の教育専修学校を卒業して、モンゴルへ行く予定が北朝鮮に渡っていた事が明らかになっている。東京在住時期に狙われていたと推測できる。
豊島区には、要町に工作拠点があり、シンガンスも潜伏していたり、ゼンシンシャが拠点にしていた事もあった。この周辺は、非常に闇に近い街であり、間違いなく東京豊島区で狙われていたはず。福留さんは拉致被害者である。
さて、マカオに八尾が向う船舶で知り合った女性、中国人の美容師、彼女に招待され訪問した八尾だが、この美容師の、その後については明かされていない。八尾の海外活動を次回、記すが、その時に、憶測であるが、美容師の、その後を記したく思います。
大同江招待所で暮していた八尾。この招待所では、金正日の料理人藤本氏が働いていた時期もある。二人の接点は?質問状をテレビ局経由で差出して、現在確認中です。
「よど号」と大町ルートに接点はある訳ですが、実は、オウムと「よど号」も海外で接点が出てきます。オウムと大町ルートにも勿論接点はあり、重信房子とも接点が出てきます。全て、点と点が今後、繋がります。
北朝鮮にある、主体思想塔ですが、そこには、上記に記載できなかった日本人工作員の氏名が刻まれております。証拠の様に現在も残っているそうです。教職員が多く、数十名の日本人が確認できるそうです。観光で訪れても確認できるとの事ですので、何方か撮影を試みていただけませんか?
えっ?自分で行け?ですか? そうせずに、いられない現状ですね。出来る事なら朝鮮人に背乗りして、万景峰号で訪れたいですね。
八尾の海外での活動を後日、記します。大町ルートに関しても、日々、手直しをしておりますので、改めて詳細含めて記します。
同胞救出!奪還せよ!くちなし拝