欽ちゃん球団、台湾遠征「世界中で楽しい野球を」

台湾・台北県の野球場で、試合を終えて観客にあいさつするタレントの萩本欽一（手前右）と茨城ゴールデンゴールズの選手ら Photo By 共同

　タレントの萩本欽一率いる野球チーム、茨城ゴールデンゴールズ（ＧＧ）が初の台湾遠征を行い、２０日、台北県の野球場で、ナショナルチームの中華台北隊Ｕ―２６（２６歳以下）と対戦した。

　試合中に客とやりとりを交わす得意のマイクパフォーマンスや“欽ちゃん走り”を披露した萩本に、台湾の観客は戸惑いながらも、徐々に笑い声が大きくなった。台湾側もユニホームを着たお笑いタレントがパフォーマンスを披露し、自らが率いる野球チームとの対戦を申し入れ。萩本は「世界中で楽しい野球ができればいい」などと語った。試合は０―２で惜敗した。

　今回の遠征は今月１１日の茨城空港開港を記念する企画で、約１６０人の観光客を連れて同空港からチャーター便で訪問。萩本は「これを機に台湾の観光客にも茨城に来てほしい」と語った。 （共同）

[ 2010年03月20日 21:23 ]