プロ野球史上初の本塁打ビデオ判定 

 巨人‐横浜戦の6回、横浜・スレッジの打球に対しビデオ判定を指示する審判員ら=東京ドーム
 巨人‐横浜戦の6回、横浜・スレッジの打球に対しビデオ判定を指示する審判員ら=東京ドーム

 本塁打のビデオ判定が21日、東京ドームで行われた巨人対横浜のオープン戦で、プロ野球史上初めて実行された。

 六回、2死走者なしで横浜・スレッジの打球は中堅バックスクリーン左の最前列付近で跳ね、グラウンドに戻った。インプレーと判定され、スレッジは二塁に到達した。しかし、尾花監督の抗議を受け、審判団が協議。映像を確認した結果、フェンスを越えてから跳ね返ったとして、本塁打と判定が覆った。本塁打のビデオ判定は今季から導入された。リプレー映像は球場内のビジョンでは再生されなかった。

(2010年3月22日)

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