元総合格闘家で格闘技プロデューサーの前田日明氏(51)が、内定していた民主党からの今夏の参院選への出馬を辞退する意向であることが21日までに、党関係者への取材で分かった。
前田氏は昨年12月下旬、民主党の参院選公認候補内定者として公表されたが、今年3月に発表された第1次公認候補87人から外れた。小沢一郎民主党幹事長(67)は、その後の会見で「本人の認識のことやらありましたので、今回は見送り」と話していた。
党関係者らによると、前田氏は民主党が主張する外国人参政権について意見が異なり、また出馬した場合の党の金銭的支援についても折り合いがつかなかったという。