天理“開幕星”ならず…まさかの初戦敗退 センバツ
救援登板し、センバツ史上2位タイとなる152キロを計測した天理・西浦健 |
<敦賀気比7−4天理>“開幕戦5連勝”とはいかなかった。天理は3回までに4安打3得点と効率よく先制。だが先発・沼田が4回1失点で交代し、西口につないだ継投策が結果的に裏目に出た。
過去に夏4度の開幕戦で全勝の“開幕の天理”が初戦敗退。9回には1点を取って、なおも2死満塁で見逃し三振に倒れた安田主将は「自分の力不足。(最後は)2球目を仕留めておけばよかった」と涙をぬぐった。
「沼田は直球がとらえられ始めたので、早めに代えました」とは甲子園初指揮の田中監督。その上で「森川(前)監督がつくり上げたチームに力を発揮させてやることができなかった」と自らを責めた。3番手で登板し、センバツ史上2位タイの152キロを計測した西浦健も「球速にこだわりはない。(8回に)連打を打たれて、流れを持ってこられなかったのが悔しい」と、うなだれた。
試合結果
[ 2010年3月22日付 ]
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