岡山放送局

2010年3月21日 19時47分更新

美観地区 「朝市」でにぎわう


江戸時代の白壁の美しい町並みが残る倉敷市の美観地区で、21日朝、朝市が開かれ、大勢の買い物客でにぎわいました。

倉敷市では、江戸時代に朝市が開かれていたことにちなんで、「三斎市」と呼ばれる朝市が毎月第3日曜日に開かれています。
ふだんは、JR倉敷駅前の商店街が会場ですが、21日は、朝市が始まって5周年を迎えたのを記念して、美観地区も会場となりました。
このうち美観地区の会場では、地元の高校生が自分たちで作った焼き菓子などを販売したり、地酒やデニム製品など、県内各地の特産品が販売され、訪れた人が買い物を楽しんでいました。
また、地元の人が開いた露店では、つきたてのもちが販売され、おいしそうにほおばる家族連れや、もちつきを体験してみる観光客の姿も見られました。
近くに住む男性は、「美観地区で開催すると観光客も多くなり、にぎやかになっていいと思います」と話していました。