(cache) 公明の神崎元代表が引退へ 自民離れ加速 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     

  •  公明党元代表の神崎武法常任顧問

    公明の神崎元代表が引退へ 自民離れ加速

     公明党元代表の神崎武法常任顧問(66)=比例九州=は21日までに、衆院議員としての任期満了を待たずに辞職して政界引退する意向を固めた。関係者によると、早ければ4月にも表明する。党のトップを長く務め、自公連立政権時代の象徴的存在だった神崎氏が政界から身を引けば、公明党の自民党離れの傾向が一層顕著になりそうだ。

     神崎氏が議員辞職した場合、後継には昨年の衆院選の比例九州で次点だった遠山清彦元参院議員(40)が繰り上げ当選する見通しだ。夏の参院選を前に世代交代を進め、支持者らに党勢立て直しを訴える狙いもある。神崎氏の体調不良も判断の背景にあるようだ。

     ただ、知名度の高い神崎氏が選挙運動に必要だとの意見もあり、引退が参院選後に持ち越される可能性も残っている。

     これに関し、公明党幹部は21日までの共同通信の取材に対し「政治家の出処進退は本人が判断するものだ」と述べ、神崎氏から山口那津男代表ら党執行部に引退の申し出があった場合は、タイミングも含め本人の意思を尊重する考えを示した。

      【共同通信】