Josho Wave 関西創価学会
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I 識者の声
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I 日頃より、関西創価学会に理解と協力を頂いている各界識者の皆様より寄せられた声を紹介します。
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I 秋山喜久 I
秋山喜久(関西電力株式会社代表取締役会長)  

人間主義の創価の運動に期待

 21世紀を迎えた今、私たち日本人は、大きな豊かさと繁栄を手に入れています。しかしながら世界には依然、国家間・民族間の利害対立や紛争、資源エネルギー・環境問題、世界に残る貧困等、解決すべき多くの問題が存在していることも事実であります。
 それらの問題を乗り越えていくためにわれわれがなさねばならないことは、ともすれば自己の利益や効率性だけが優先されがちな社会や国のあり方を、互いの信頼と協調を基盤とした人間中心のものに変えていくことではないでしょうか。
  ここ関西は昔から、住民が協力し合い、自らの手で街を作り上げるなど、人と人との心通 うネットワークで文化や芸術を発展させてきました。したがって今、関西こそが、新しい信頼や協調の輪を創りだし、真に豊かな新しい社会像を提示していくべきだと考えています。
  その点、創価学会は、教育活動や国際交流活動を通じて、まさに人間を主役とする新しい社会を目指しておられます。創価学会関西支部の皆様の益々のご活躍を期待致します。
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I 稲本 響 I
稲本 響(ピアニスト)  

社会を、音楽界を、若い力がけん引

 阪神・淡路大震災が起こってすぐに、“何かお役に立てることはないか”と神戸へ。避難所となっている小学校などを回り、演奏させていただきました。
  あるホテルでは被災された方に無料で食事を振る舞っていましたが、そこで演奏することになりました。
  皆さんは食べることに一生懸命でしたが、私が演奏を始めると、はしを置いて静かに耳を傾けてくれました。演奏が終わると、拍手喝采――。
  中には、目に涙を浮かべながら「人間として大事なものを思い出しました」と言ってくださった方もいました。
  創価学会の青年部の皆さんは、いち早く現地に入り、昼夜を分かたず救援活動に従事していたと聞きました。若い方が率先して行動されることに心強く思いました。
  音楽界では、素晴らしい才能を持つ若い演奏家が、たくさん出てきています。その斬新な表現方法が、“大人”の方から厳しい指摘を招くこともありますが、私も青年部の皆さんに負けないように、自分らしく、自分にしか表現できない“音”を追い求めていきたいと思います。
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I 梶田叡一 I
梶田叡一(京都ノートルダム女子大学元学長)  

新しい信徒中心主義の信仰に共感

 「聖教新聞」や「創価新報」では、日蓮正宗の僧侶の堕落について厳しく糾弾されています。これは宗教にとって最も大切で普遍的な問題です。聖職者は誰よりも信仰を深め、その精神を体現し、民衆に奉仕する立場です。
 宗教的特権を利用し贅沢を求め、世俗的な権威や権力を持ったかのように振る舞う“薄っぺらな精神の輩”がいれば、それは「宗教の寄生虫」です。
 創価学会は、新時代に呼応した、新しい信徒中心主義の信仰の伝統を築かれています。そして、日本社会で平和と福祉と教育を守る一大勢力となっておられます。心から共感の拍手を送るものです。
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I 邱 国洪 I
邱 国洪(中華人民共和国駐大阪総領事)

中日友好の金の橋を永遠に

 関西創価学会公式ホームページが開設されることに対し、中華人民共和国駐大阪総領事館を代表し、衷心よりお祝い申し上げます。
 関西創価学会の創始者である池田大作創価学会名誉会長は中国人民に広く親しまれている古い友人で、中日国交正常化並びに中日関係の発展のために、貴重な貢献をなされた方であります。池田名誉会長のご指導とご関心の下に、関西創価学会は長年に渡って中日友好に力を注ぎ、積極的に中国と交流を行い、中日両国人民の相互理解を深め、中日民間友好事業の発展を促進するために、積極的な貢献をなされました。貴学会ホームページの開設にあたって、謹んで池田名誉会長並びに関西創価学会の友人の皆様に崇高な敬意を表し、衷心より感謝の意を申し上げます。
 中日両国は一衣帯水の隣国で、両国の交流は悠久な歴史があります。中日友好は両国人民に幸せをもたらせるだけでなく、アジア太平洋地域ひいては世界の平和と発展にも寄与するものと存じます。関西創価学会が今後とも友好の伝統を発揚し、両国の共同繁栄と世世代代の友好のために、更なるご貢献をなされるよう期待致します。
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I 中井政嗣 I
中井政嗣(株式会社「千房」社長、社会教育家)  

“何のために”が生きがいになる

 子どもから“何のために生きているのか”“何のために働くのか”と質問されたら、何と答えるでしょうか。この“何のために”を自分なりに言えない親が多いように思います。
  私なら“人の役に立つために”と答えます。この思いが、経験上、その人にとって最大の生きがい、やりがいにつながっていくと実感しています。
  しかし、人は誰もがなくてならない存在なんです。例えば、うちの店でも、レジ、皿洗いなどいろんな仕事がある。レジの人が偉いように見られることもあるが、仕事の尊さはどれも同じ。
  社長も会社の方向性を決める役割を担っているだけで、偉くも何ともありません。
 “人は誰もがなくてならない存在である”――これは学会の皆さんにも通 じる理念ではないでしょうか。
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I 中邨秀雄 I
中邨秀雄(吉本興業株式会社取締役名誉会長)

可能性ひらくチャンスをつくる

 私の“人材育成法”は、「1回失敗してもマイナスではない。零点なんだ。あと2回挑戦させて、1回でも成功すれば打率は3割3分3厘。こういう打者(タレント)になれば大成功」という発想に基づいています。
 芸というものは、後からついてくるものと思っています。例えば、かつて漫才師として活躍し、今も様々なバラエティー番組の司会を務めるタレント。もちろん、今の活躍は本人の努力があったからでもありますが、いろんな人と会って対話を重ねるごとに、“人間の幅”を広げてきたのです。
 タレントが自分の可能性を開くことのできるチャンスを作ってあげられるかどうか、それが我々の人材育成における使命なのではないでしょうか。
 その意味で、タレントが失敗を恐れずに挑戦することには、大賛成です。挑戦していく限り「減点法」はとらず「加点法」を取ります。
 学会の青年の皆さんがはつらつとしている姿を見れば、学会の“人材育成”は成功していると言えるのではないでしょうか。
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I 野村明雄 I
野村明雄(大阪ガス株式会社代表取締役会長)  

関西に21世紀の新たな文化の興隆を

 この度のホームページのご開設にあたり、心よりお祝いを申し上げます。
  貴ホームページでは、今後、様々な分野の情報が適時・的確に発信されると思います。なかでも私が期待しておりますのは、「関西での文化活動」への支援であります。
  関西には、芸術・芸能、学術、技術・技能のあらゆる分野において、豊富な文化の集積があります。このかけがえのない集積を活かし、その恩恵を享受しつつ発展させ、次の世代へ引き継いでいくのは我々の責務であります。
  文化は人々の間に「豊かさの連鎖」を広げていくと言われておりますが、文化を愛でることで素晴らしい地域社会、家族関係ができ、平和で暮らしやすい日本が生まれるものと考えます。
  その意味で、日頃から、関西地域での様々な文化活動を展開しておられる関西創価学会様が、この度ホームページの開設されましたことは、大きな意義があるものと確信しております。
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I 湯川スミ I
湯川スミ(世界連邦運動名誉会長)  

“平和の歴史”切り開く行動に期待

 以前、湯川(ノーベル物理学賞受賞者の湯川秀樹博士)と私はアメリカのプリンストン高等科学研究所で、アインシュタイン博士とお会いした時、博士は私どもの手を固く握られ、涙ながらにおっしゃられました。「(原子の力が原爆に使用され)結果 として、罪もない日本人を殺してしまい、申し訳ない」と。そして、博士は湯川と会うごとに、核兵器を大きくしていくと、地球の人類が全滅する恐れがあるから、そんなことにならないように、平和な世界にしていく努力が必要だと話し合ったのです。それ以来、私どもは平和運動に徹して来ました。
  池田名誉会長も、世界の識者と会われて、心をかよわす対話を通し、次の代に安全な地球を受け渡すために力を注いでおられます。
  また、大きな仕事をされるには、本人が立派なだけではなく、そばで助ける人もいなくてはいけません。その意味で、香峰子夫人の内助の功にも、同じ女性として、感動を覚えます。
  “平和”という同じ目的に向かって活動している創価学会、特に婦人部の皆さんは、地域での活動などを通して、平和へのメッセージを発信し続けておられます。
  婦人は、「奥さん」と呼ばれますが、奥で黙っているのではなく、“いいことはいい”と、どんどん発言していくことが大切だと思います。
  生活の中であらゆる知恵を発揮し、これから地球に長く住むであろう子どもたちに、戦争の悲惨さを教えていく使命があります。女性は“人類の母”です。清く正しく生活できる世の中にしていくことができるのです。私も共に行動していきたいと思っております。
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(50音順・敬称略)
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