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日馬のダメ押しにダメ出し!7連勝も審判部に呼ばれた…春場所7日目

2010年03月21日08時07分 / 提供:スポーツ報知

スポーツ報知

 ◆大相撲春場所7日目 ○日馬富士(寄り切り)豊ノ島●(20日・大阪府立体育会館)大関・日馬富士が審判部から異例の厳重注意―。関脇・豊ノ島を寄り切り7連勝を飾ったが、勝負が決した直後に「ダメ押し」。打ち出し後、友綱審判部長(元関脇・魁輝)から呼ばれ、傍若無人な行為を“ダメ出し”される厳重注意を受けた。全勝は日馬富士に横綱・白鵬ら4人。7日目を終え4人以上の全勝は07年夏以来、3年ぶりとなった。

 あの男を思い出させる最悪の光景だった。日馬富士が、何度も豊ノ島のすくい投げをこらえ右上手を引いて寄り切った。勝負が決した瞬間だ。俵を割った豊ノ島の右顔面を左手で強烈に突き飛ばし、土俵下へたたき落としたのだ。完全なダメ押しに満員御礼の館内に後味の悪さが漂った。

 あまりの非礼な態度に審判部が動いた。取組後、東支度部屋でまげを整えていた大関に、呼び出しを通じ審判部へ来るよう命令。打ち出し後に友綱審判部長が厳重に注意した。全力士の模範となるべき大関が、土俵上の態度について取組後に注意を受けるのは異例だが「忘れないうちに呼び出した。気合が入っているのは分かるが、それは土俵の中だけの話だ」と友綱部長は“ダメ出し”の経緯を説明。日馬富士は「勢いでやってしまった。次から気をつけます」と反省した。

 勝っても負けても相手を敬うのが相撲の礼儀。ましてや負けた力士へのダメ押しはけがにつながりやすいためご法度だ。その禁じ手を連発していたのが元横綱・朝青龍関(29)だ。日馬富士は朝青龍を兄貴分と慕うだけに、元横綱の悪い部分を継承する危険がある。事実、昨年九州場所4日目の鶴竜戦でもダメ押しを行い師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)から注意されている。今回はいわば“再犯”。前途ある大関の朝青龍化を防ぐために審判部が厳然とした態度を打ち出した。

 朝青龍の引退後、協会は悪童横綱のような力士を二度と出さないよう努めている。審判部も場所前の力士会で土俵態度が悪い力士は注意すると通達していた。その呼び出し第1号が大関とは情けない限りだ。不名誉な汚点を心から反省するか開き直るか。これからの態度で日馬富士の力士人生が決まる。

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