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勝連沖反対を可決　うるま市議会2010年3月20日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

　【うるま】うるま市議会（西野一男議長）は２月定例会最終日の１９日、米軍普天間飛行場の勝連沖への移設に反対する意見書を全会一致で可決した。３人が退場した。あて先は首相、官房長官、外相、防衛相、知事ら８者。米軍車両の県立中部病院への無断侵入に対する意見書、抗議決議も全会一致で可決した。
　移設反対の意見書では「勝連沖周辺海域は、市特産品のモズク養殖が盛んな海域で県内１位の水揚げを誇る。本市にはホワイトビーチなどの米軍基地が存在し、これ以上の基地建設は断じて許されない」とした。
　退席した安里純哲氏（津堅島出身）は記者団に「新基地建設は反対だが、過去にあったような誘致活動で島を２分することが二度と起こらないためには、ホワイトビーチから津堅島までの米軍への提供訓練水域を撤去し、橋を架けて離島苦を解消することが必要だと訴える意味で退席した」と話した。川上秀友氏（平安座島出身）と大屋政善氏（宮城島出身）は「政府が正式な案を出した段階で地域の声を聞き、総合的に判断したい」とした。


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