クリエイティブ・コモンズのブログよりクリエイティブ・コモンズが「非営利的な使用」に関する研究を開始クリエイティブ・コモンズは本日、コンテンツの営利的な使用および非営利的な使用の相違点を調査する研究の開始を発表した。この研究は、「営利的な使用」および「非営利的な使用」の定義が、様々なコミュニティ内で多種多様なコンテンツに関してどのように理解されているかを調べることを目的とする。
この研究は、理解が容易で使用が簡単な、柔軟性に富む著作権ライセンスを無料で提供する、というクリエイティブ・コモンズの使命に直接関連するものです」とクリエイティブ・コモンズCEOのJoi Itoはコメントした。「非営利的という表現はクリエイティブ・コモンズのライセンスを選ぶクリエイターに人気のある選択肢で、そのことから、同表現が何らかのニーズに対応できているのだとわかります。」しかし、クリエイティブ・コモンズのライセンス下で提供される作品数が爆発的に増加していく中で、我々はクリエイターの皆さんが作品を共有しようと考える際、非営利的という表現がどのようなコンテキストで彼らの意図を促進あるいは阻害するかについてさらに詳しい情報を提供できればと考えており、ユーザーがそのクリエイターの意図を明確に理解できる状況を目指しています。同研究の成果は、我々がライセンスの制度をより適切に説明し、可能な範囲で改善していくことに役立つでしょう。我々はまた、研究の成果を公表することにより、コンテンツのデジタル配信に伴う複雑な問題のいくつかについてよりよく理解されることを願っています。
以上、プレスリリースの文章のように聞こえるかもしれない。実際そうだったりするので。 ;-)
クリエイティブ・コモンズ自体は、非営利的という表現が何を意味しており何を意味すべきかについて非常に明確な見解をもっているのだけれど、実際、「非営利的とはどういう意味なのか?」という質問はおそらく僕が最も頻繁にされる質問の一つだろう。そしてまた、我々のコミュニティ内で最も盛んに話し合われている話題でもある。この研究の成果は適切な観点を提供し、我々がこの話題に関して説明し、案内役を務めるのに大いに役立つのではないかと思う。
その非営利的という表現の意味については、ここで長話に突入することはやめておき、研究結果が公表されるまで待つことにする。
この研究を支持してくれているアンドリュー・W・メロン財団に特に感謝したい。
非営利的・・・という言葉は良く聞きますよね。
本当に私も「非営利的という表現の意味」はわかりません。
また時間のあるときに書いて下さいね。