(cache) ロ全土で「怒りの日」デモ 首相辞任求め8千人参加 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     

  •  20日、ロシア極東ウラジオストクで反政府デモを行う野党支持者ら(ロイター=共同)

    ロ全土で「怒りの日」デモ 首相辞任求め8千人参加

     【ウラジオストク、モスクワ共同】経済危機による失業などで国民の不満が高まる中、ロシア各地で20日、野党勢力がプーチン首相の辞任や減税などを求め、反政府デモを実施した。全土で少なくとも8千人が参加したとみられる。首都モスクワでは数十人が拘束された。

     デモは野党勢力「連帯」が主導し、野党の共産党や「ヤブロコ」なども一部地域で参加。20日を「怒りの日」と名付け、全土での統一行動を呼び掛けた。

     車の輸入関税の引き上げで日本車の輸入が急減し、失業が相次いだ極東のウラジオストクでは、主催者発表で約1500人が集まり、関税引き下げや年金引き上げなどを要求。「プーチン(首相)はピストル自殺せよ」などのプラカードを掲げ、気勢を上げた。

     モスクワのプーシキン広場では当局がデモを許可せず、多数の警官隊が包囲。参加者らを次々と拘束し、同広場でのデモ遂行を阻止した。インタファクス通信などによると、カリーニングラード州では約5千人、イルクーツクで約千人、サンクトペテルブルクでは約750人がデモに参加した。

     ロシアでは1月末にもカリーニングラード州で1万人規模の街頭集会が行われた。

      【共同通信】