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当ウェブサイトへのアクセスありがとうございます。この度は(株)玄人工房が運営するウェブページにお越し頂きまして有難うございます。弊社玄人工房の携わる事業ドメインは、ロシアMetaQuotes社の提供するFXプラットフォームメタトレーダー4(MT4)に関わるFXトレードに専門特化しており、過去トレード時間総数、研究開発時間総数、製作時間総数、に関して業界一と自負しています。この無名でかつ何ら権威も帯びていない1ページが、日本の個人投資家・FXトレーダーの継続的かつ長期的に続く利益の蓄積に資することを期して、FXのための抜本的なソリューション(解決法)との名を込めて[Drastic Solution for FX]を上梓させて頂きます。

さて、この度のあなた様との巡り合いに感謝いたします。タイトルにある訓辞は中国明代の儒学者王陽明の思想を表す言葉です。粛々と受け止めています。なお、このページには100人に1人伝わればとの趣旨で弊社の主張も綴っていますので、もし、あなた様が掲載内容を不快に感じれば閉じてください。ただ常勝して行くために大切な事も多く綴っています。拙筆なにとぞご容赦ください。

このページは、「現在FXで勝てていない方」、「トレードが利小損大となる方」、「成功できない原因がつかめない方」、「リスクリワードの高いエントリーポイントがつかめない方」、「ストップロス(損切り逆指値)を入れない方」、を対象に、あなた様の問題を明確にして、「いかに早く勝てるようなって頂くか」というテーマの具現化に真剣に取り組んだページです。製品ツール群の提供は有償です。

さて、弊社は真に良質な情報が決して多いとは言えない日本のFX業界をリードできればと考え、いかにして日々FXに取り組まれる皆様の正しい投機的利殖活動のお役に立てるか、力になれるか、ひいては日本のFX業界に何の足跡を残せるか、という事が弊社の存在意義であり事業ミッションです。ですので、一過性の情報をお求めの方は他のサイトをお探しください。初級者が参入して取引経験を積む事なく、立所に儲かるという事は概ねあり得ないと考えます。常勝して行くに当たり、トレードに対するスタンスをしっかりと持たなければなりません。FXの世界は安易さをお求めである限り稼ぎ続けるようにはなりません。必要なのは「稼ぐ覚悟」です。

弊社玄人工房は、常識を塗り替える覚悟で、Drastic Solution for FXをご購入のお客様をFXトレードで勝たせに行きます。昨年リリースした製品FxSuperToolsでは、概ねの評価はポジティブでした。そして、今回さらに改良を重ねたDrastic Solution for FXは、前作との相対評価で、概ね×3ほどの利益的なトレード手法であると認識しています。弊社は日本に常勝できる投資家を生み出して行くという仕事に携わっている事に誇りを持ち、すべてのお客様との関わり合いを一期一会の出会いとして受け止めています。市販流通品の大多数を占める低位情報とは一線を画する玄人工房ならではの一生モノともいえる製品クオリティを比べてみてください。

FXトレードは、その理解が進むにつれ、素直さ、謙虚さ、心に問う、向き合う、受け容れる、信じる、俯瞰する、覚悟する、感謝する、対峙する、許す、愛する、思えば叶う、といった多くの貴重な学びや気付きが得られます。FXトレードとは、いわば精進そのものです。多くの学びと潤いを与えてくれるFXに感謝し、出会えて得したと思えるよう皆さまへささやかな愛をもって本製品を贈ります。

以下の動画はリリースから約20年近く経った今でも心に響くとてもポジティブな曲のひとつです。なかでもこの歌詞の第二番がFXの世界を歩んで行く事と似ているのかなと感じますので、それを伝えたくアップしました。素直に自己の心と向き合う事ができれば、目標に至る過程でどんな困難があっても逃げないものです。しかし反対に、FXの世界ではネガティブな感情を持てば持つほど成功から遠ざかります。もし自己の心に、何らかのネガティブな感情があるならば、その心を素直に認め、容け入れ、そして許しましょう。その心のあり方を保つ事が常勝を維持して行くための第一歩となります。








FXではテクニカルの面で、スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、いかなる時間枠でトレードをする場合でも、トレンドライン(TrendLine)は、FXで結果を出すために決定的に重要となる指標のひとつです。このトレンドラインを手作業で引くまでもなく、複数のトレンドラインを最適に自動描画するのが、本製品に付属するMultiTrendLineOptimizerです。Drastic Solution for FXは、このトレンドラインを活用したトレード(以下、トレンドライントレードと記載)を目的として開発製作された新感覚のトレードツールです。

トレンドラインの基礎は、このサイトを読むことで、実践で生かすトレンドラインの知識のおおむね8割は理解できるでしょう。トレンドラインは難しくありません。本質的なことは常にシンプルです。以下は、エントリー判断にMultiTrendLineOptimizer を使用した弊社でのスキャルピング結果を掲載しておきます。決済は完全な裁量です。プロスペクト理論を克服している者にとっては、事前に決めたルールどおりにトレードするという作業は難しい事ではありません。トレンドラインの理に適った期待値がプラスの手法を持っていれば、その手法を繰り返せば繰り返すほど口座残高は少しづつ積み上がっていきます。これこそがFXに従事する醍醐味です。確信を得た者にとってFXは限りなく面白いゲームであり事業です。弊社チームが運用するファンドのトレード結果を、随時アップして参ります。

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2010-03-05  2010-03-08  2010-03-09  2010-03-10  2010-03-11

 




本製品は、FXの全通貨に加え、株価指数CFD、コモディティCFD、株式CFDにも対応しています。(以下、一例です)


株式指数CFD

商品CFD

米国株式CFD

米国株式CFD

#DOW30
#NASDAQ100
#S&P 500
#RUSSELL2000
#日経225
#日経225mini
#FTSE 100
#CAC 40
#DAX 30





#原油 : WTI
#ガス : NGAS
#ガソリン : GSO
#金 : GOLD
#銀 : SILVER
#とうもろこし : CORN
#大豆 : SOYBEAN
#小麦 : WHEAT
 






#AA : ALCOA INC
#AXP : AMERICAN EXPRESS
#BA : BOEING CO
#C : CITIGROUP INC
#CAT : CATERPILLAR INC
#DD : DU PONT
#DIS : WALT DISNEY
#AIG : AMERICAN INTERNATIONAL GROUP
#GE : GENERAL ELECTRIC
#GM : GENERAL MOTORS
#HD : HOME DEPOT INC
#HON : HONEYWELL INTERNATIONAL
#HPQ : HEWLETT-PACKARD
#IBM : IBM
#VZ : VERIZON COMMUNICATION
#INTC : INTEL CORP
#JNJ : JOHNSON&JOHNSON
#JPM : JP MORGAN CHASE
#KO : COCA-COLA CO
#MCD : MCDONALDS CORP
#MMM : 3M CO 100 Stocks
#MO : ALTRIA GROUP INC
#MRK : MERCK & CO
#MSFT : MICROSOFT CORP
#PG : PROCTER & GAMBLE
#T : ATT & T Inc
#PFE : PFIZER
#UTX : UNITED TECH CORP
#WMT : WAL-MART STORES
#XOM : EXXON MOBIL CORP





政府金融庁はすでにFXのレバレッジ(証拠金倍率)の規制を決定しています。実施時期は以下の通り。

2010年8月1日から国内すべてのFX業者のレバレッジを50倍までに引き下げる。
2011年8月1日から国内すべてのFX業者のレバレッジを25倍までに引き下げる。

当然ですが、レバレッジが50倍に規制されれば、必要となる証拠金(資金)は増えます。
ドル円を1ロット(10万通貨)を建てる事にも、レバレッジ200倍であれば、通常は概ね
5万円の証拠金が必要ですが、レバレッジ50ならば概ね20万円の証拠金が必要となり、
投資家にかかる負担が増えます。スキャルピング等でドローダウンの少ない手法ならば、
必要となる証拠金(資金)は最小限の金額でもまったく問題は生じない訳です。もし仮に、

レバレッジが25倍ならば、 米ドル/円を1ロット(10万通貨)を建てるのに必要な証拠金は、約40万円です。
レバレッジが50倍ならば、 米ドル/円を1ロット(10万通貨)を建てるのに必要な証拠金は、約20万円です。
レバレッジが100倍ならば、米ドル/円を1ロット(10万通貨)を建てるのに必要な証拠金は、約20万円です。
レバレッジが200倍ならば、米ドル/円を1ロット(10万通貨)を建てるのに必要な証拠金は、約5万円です。
レバレッジが400倍ならば、米ドル/円を1ロット(10万通貨)を建てるのに必要な証拠金は、約2万5千円です。
レバレッジが500倍ならば、米ドル/円を1ロット(10万通貨)を建てるのに必要な証拠金は、約2万円です。

ここで拘束される証拠金が少なくなるほど、口座にある残りの資金は余剰金となります。
余剰金の割合が多ければトレードに余裕が生まれます。逆に、レバレッジが低くなれば、
余剰金は小さくなり、逆行に耐えられないのでマージンコールを発生しやすくなります。

またそうした状況では、当然ロット(建玉)を小さくしなければならないために、
資金効率が非常に悪くなります。同じ1000pips獲得でも利益となる額は減ります。

2010年8月1日から国内すべてのFX業者のレバレッジを50倍までに引き下げる。
2011年8月1日から国内すべてのFX業者のレバレッジを25倍までに引き下げる。

この事態の大きさがお分かりでしょうか? 不必要に過剰な口座資金が今年夏から必要となるという事です。
過去の海外FX事例を見ると、1990年代前半の香港において、香港でも同様にレバレッジの規制がかかり、
香港のFX市場が縮小したという前例があります。もし日本のFX市場がレバレッジ規制によって縮小すれば、
日本国内の相対業者での取引量が低下し流動性が落ちますのでスプレッドが広がる可能性が高くなります。

以下で後述するプロスペクト理論の回避と、TP(指値)SL(逆指値)の即時追加を勘案しながら、
レバレッジ規制を回避するには、海外FXのMT4採用業者を選ぶ以外に道は残されていません。
当社の新たな推奨はスプレッドが狭く、レバレッジ200倍〜500倍、を選択できる業者です。
なおかつ、入出金がしやすく、約定力が高く、約定時のスリッページが発生しにくい業者です。

狭いECN系の海外MT4業者で概ね以下の水準です。スプレッドが狭ければ、技術をその分カバーできます。

USDJPY  0.5-1.0
EURUSD 0.5-1.0
GBPUSD 1.0-1.5

これら業者を知っておくか否かで、2010年8月以降のFXの収益に10倍以上の差が出てきます。

弊社は、海外FXで100近い業者の規模、政府登録、手数料、等をリアル口座で検証しています。

より有利なトレード条件と環境。お客様には、現在、最も有利な海外FX業者の情報を提供します。





       

以下の通貨ペア名をクリックすると下の窓にチャートが表示されます。

AUDJPY_H1   AUDUSD_H1   CADJPY_M15   EURCHF_M30   EURGBP_M5   EURJPY_M15
EURJPY_M5   EURUSD_M1   EURUSD_M5   GBPCHF_M15   GBPJPY_M15   GBPJPY_M30
GBPUSD_M1   GBPUSD_M1_1   GBPUSD_M1_2   GBPUSD_M5   NZDJPY_H1   USDCAD_H1
USDCHF_H4   USDJPY_M1   USDJPY_M5   DAX_M1   DOW_M30   SP500_H1
NASDAQ_M15   IBM_M5   JPM_Daily   MSFT_M30   Gold_Daily   Silver_Weekly





 




プロスペクト理論による利小損大。これはポジションを保有しているときの心理状態に由来するものです。「ポジションを保有しているとき」「ポジションを保有していないとき」 この2つの状況を比べれば、FXトレードでは「ポジションを保有しているとき」の方が、当然ながら、よりストレスのある環境となります。通常、裁量トレードでは、「含み益の利食い」、「含み損の損切り」、は、トレーダーの判断に委ねられます。そもそも「含み益」「含み損」はどこまで広がるかあるいは狭まるか分かりません。それを意識すればするほど人間には欲と怖れが生まれます。すなわち、この「含み益」「含み損」に対する感情移入こそが、FXトレード最大のストレス要因だと言えます。したがって、ポジション保有中のストレスを解決できるならば、人間心理に由来する問題は解決する事になります。

そもそも1回1回のトレードにおいて、ポジションを保有した後の動きを知る必要はありません。1回1回の勝敗結果はランダムに発生します。優位性のある手法であれば確率論的にみてトータルで利益が残れば良く、1回1回のトレードに感情移入する必要はありません。多くの個人投資家が失敗する原因は「自ら相場を何とかしよう」という、動かないものを動かそうとする傲慢さにあると考えられます。よって、期待、後悔、欲、恐怖、こうした感情が少しでも芽生えるならば、無用な感情とは「お別れ」すれば良い訳です。本ページには、SL(損切り逆指値)、TP(利食い指値)、という言葉がたびたび記載されますが、その重要さをどうかご理解ください。


また、「いったん含み益が出ていたのに放置したら含み損になった。」「いったん含み損が出ていたのに放置したら含み益になった。」 このようにFXでは「決済ルール」が不在である限り、必然の勝利と、偶然の勝利との区別がつかなくなる場合があります。

このことから、FXのソリューションとして、ポジション決済をツールを使うことで解決する事ができます。以下その流れを記載します。

1.エントリーに集中する。

2.エントリーしたら、TP(利食い指値)、SL(損切り逆指値)、を入れる。

3.利食いか損切りにかかるまで放置する。その間、リラックスして待つ。別の仕事をする事も可。

4.ポジションが決済されたタイミングでメタトレーダーのEAで音を鳴らす。メールでの通知も可。

以降、1〜4の繰り返し。


つまり、FXトレードの作業をエントリーに特化し、「エントリーしたら決済されるまで待っていれば良い」というルールとします。そして、
1回1回の結果にこだわることなく、トレーダーは最善のエントリーに特化した作業を繰り返します。

利食い、損切り、をシステム化することで、裁量トレードにおいて、統計、期待値、確率論的世界、大数の法則、の導入を可能にします。そうすることで、
FX個人投資家、FX短期トレーダー、であるお客様は、含み損、含み益から発生するストレスに苛まれる事を回避し、無用な感情移入を回避できます。決済システム化の目的はFXにおける成功を引き寄せ失敗を遠ざけることにあります。





トレンドライン、サポートライン、レジスタンスライン、チャンネル、ピボット、週単位日単位で節目となる水準、直近の重要な安値高値、平均デイリーレンジ、通貨パワーバランス、出来高の増減、複数の移動平均線、経済指標発表、相場状況に応じて適切な指標だけ取り入れられる臨機応変さ、加えてファンダメンタル要因、これら人間の裁量による判断をコード化すれば膨大なアルゴリズムが必要になるでしょう。特に、トレンドラインを抜けたか抜けないかという繊細な判断と、その判断に至るまでの時間的な感覚は人間ならではの資質です。それだけ人間の判断は優れており人間の目でチャートを読むという事には大きな意味があると考えます。

つまり、エントリー判断において裁量は自動売買を凌駕すると考えます。しかし先に述べた通り、決済においてはポジション保有に由来するストレスや感情の発生によって人間は優れていません。したがって、この仕組みから導かれる結論として、両方のメリットを享受しようとするならば、エントリーは裁量による判断、決済は自動売買、という、二者ハイブリッド戦略が合理的だと考えます。

裁量とEAのハイブリッド戦略を採用するメリットは、決済をシステム化する事で、裁量トレードを「期待値」と「確率」の世界へ容易に導けるからです。ここで「期待値」という言葉は、ある試行を繰り返し行った際、確率どおりの結果が出た場合の収益の平均値を指す統計用語です。短く言えば、1回当たりのトレードに対する平均見込損益をいいます。期待値の計算は以下のようになります。

期待値 = ( 勝つ確率 × 平均利益 ) − ( 負け確率 × 平均損失 )

勝つ確率/負け確率は、トレーダーが採用する手法によって、あるいはその熟練度によって決まります。次に、平均利益/平均損失は、トレーダーが採用する「リスクリワード比」によって決まります。このリスクリワード比は、トレード毎の、TP(指値)、と、SL(逆指値)、の比率で決まります。短く言えば、「利食い幅」と「損切りの幅」の値です。スプレッドを抜きにして考えれば、

TP(利食い指値)20pips、、SL(損切り逆指値)20pips、仮にリスクリワード比が1対1ならば、期待値がプラスとなるための勝率は51%以上です。つまり、100回エントリーして、51回TP(利食い指値)に掛かれば、その期待値はプラスとなり従事するに値する行為となります。なぜならば、その行為を100回、1000回、と繰り返していけばいくほど期待値がプラスである限り、資産は増え続けるからです。FXを本業とされておられる人々、プロと呼ばれる人々の根底にある思想は同じ考え方を持っています。もちろん、スプレッド分マイナスとなりますが、限りなくスプレッドの狭い業者を採用する事でほとんど無視できるレベルまで落とすことができます。さて、真剣にエントリーポイントを見極めながら100回エントリーし、毎回のリスクリワード比を1:1とした場合、そのトレードが50回以上、先にTP(利食い指値)に掛かけるという事は一部の限られた人間にしかできない難解で高度な技術と言えるでしょうか?むろん答えは否です。

真剣にエントリーポイントを見極めるという考え方からすれば、エントリーは条件の揃った、ここぞという厳選したエントリーに絞れば良いということになります。スキャルピングかデイトレードかのスパンは違えども、厳選したエントリーポイントは1日に5回〜30回は訪れます。むろん細かいスキャルピングになるほど機会は多くなります。そして1回1回のトレード結果に拘る必要はありませんが、エントリーまでは一球入魂で人事を尽くす。エントリーポイントはSL(損切り逆指値)ラインよりも、先にTP(利食い指値)ラインに到達する、という確信をもったポイントに絞れば、100回エントリーして51回以上TP(利食い指値)に掛ける事は難しくありません。なぜならば、Drastic Solution for FXでは、エントリー判断用MT4ツールを用いた、トレンドライントレードの手法で極めてリスクリワードの高いエントリーポイントを把握できるからです。例えば、もし1:1で7割をTP(利食い指値)に先に掛ける事ができれば、

+70(利益)−30(損失) =+40(損益)

となります。まず100回試行して、TP(利食い指値)に掛ける回数が多くなればなるほど積み上げられる損益は大きくなります。繰り返しになりますが、重要なポイントとなるのは、「どれだけ良いエントリーポイントに集中できるか。」ということに集約されます。


<裁量とEAのハイブリッド戦略で使用するツール一覧>

1.エントリー用ツール(MultiSymbolDisplay , CurrencyPowerStream , TrendLineOptimizer , MyTradingRuleDisplay , FXThermographType2 , Volume MovingAverage , PowerMovingAverage5Color, Pivot R1~R3 S1~S3 , TodayHigh , TodayLow , YesterDayHigh , YesterDayLow , PreviousWeekHigh , PreviousWeekLow , BasicOrderScripts)

2.TP(利食い指値) SL(損切り逆指値) 入力用ツール(RapidAddSLTP)

3.利食いか損切りにかかるまで放置する。その間、リラックスして待つ。

4.損益ゼロ地点にSLを移行 自動トレーリング 決済音 使用ツール(BreakEvenTrailing EA , CloseAlertEA)




       

さて、トレーダーの心理が利小損大になりやすい理論として、プロスペクト理論があります。プロスペクト理論とは、人々によるリスクとリターンの選択肢を、経験的事実によりまとめたもので、キーワードは「損失回避性」と、大きい額になるにつれ感覚が麻痺してくる事をあらわす「感応度逓減性」からなります。下の図では、横軸は利益と損失の増減を示し、縦軸はその損益の増減から得られる人間の主観的な効用(心理的感応度)を示します。利益と損失は、それぞれ大きくなるほど心理的感応度は徐々に低下している事がわかります。利益の金額が大きくなるにつれて「嬉しさ」の感応度は低くなる、損失の金額が大きくなるにつれて「痛さ」の感応度は低くなる、という事をこの理論は伝えてくれています。




ここからプロスペクト理論の要点は、「利益があると人間はリスクを回避しようとし、 損失が出そうになるとリスクをとって損失を回避しようとする 。」
言い換えれば、「人間は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先し、損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向がある。」 そして、もし
損失と利益が同じ金額ならば、「利益を得る喜び」よりも「損失を被る苦み」を強く受け止める傾向がある。実際、アゲンストのポジションを持ち続けて失敗した投資家は枚挙にいとまがないでしょう。損失の確定を嫌うあまりリスクを過大にとる事は失敗の要因ですが、いかなる投資家も心と感情を持つ一人の人間である事に変わりなく、損失の確定を嫌うあまり誰もがリスクテイカーになってしまう心を持っている事を重々認識しておくべきでしょう。

○ 利益局面で人間は危険回避的(確実性を好む) → 含み益の発生時、人間はリスクを嫌って早い利食いをしやすい。
○ 損失局面で人間は危険追求的(リスクを好む)   → 含み損の発生時、人間はリスクを選好し遅い損切りをしやすい。


このプロスペクト理論を克服できていない方の場合、必ず、TP(指値)、SL(逆指値)、を最初に入れる必要があります。特に、SL(逆指値)の設定は絶対です。そこには1回の例外もあってはなりません。もし、そうした方がSL(逆指値)を入れないという例外を、一度でも作れば、いつか希望的観測をしてしまう可能性があるためです。ポジション保有中は人的感情を入れない事が得策です。

しかしながら、FX業者の多くは、TP(指値)、SL(逆指値)、を入れる事に時間が掛かったり、取引システム的に数値を入力する事が煩雑な場合があります。この煩雑さによって、TP(指値)、SL(逆指値)、を入れない個人投資家、短期トレーダーも多く存在します。しかし、プロスペクト理論を内面的に克服している個人投資家、トレーダーでなければ、多くの方は、プロスペクト理論のわなにはまって、「含み益」には悲観し、「含み損」には楽観する事となり、その結果として、利小損大となるケースが多くなります。

最も悪いのは、「デモトレードをせず大金を投入」 → 「経験がない状態のまま勘に頼るトレード」 → 「SL(逆指値)を入れない事が発端となり含み損のままポジションを放置」 → 「その状態のまま希望的観測をして含み損が元に戻る事を祈る」 → 「わずか一度のミスで大敗」 → 「次にいかなるチャンスが来ようとも資金不足」 → 「ほとんど取引経験を得る事なくFXの世界から退場」 → 「FXは必ず負けると心まで卑屈になる」ケースです。このケースでは、含み損を放置する発端となった原因。つまり、SL(逆指値)を入れるのに時間が掛かったり、煩雑なプラットフォームを使えば、自ら資金を捨てる事を望んでいるようなものだと言えます。

ポジションを持ったら、SL(逆指値)の追加は流れ作業のようにルーチン化されるべきだと考えます。100回ポジションを持ったら、100回速やかにSL(逆指値)を追加できるシステムでなければなりません。もしFX業者の方がこのページを閲覧されていたら、この重要性をどうかお気に留めてくださいますようお願いします。多機能なプラットフォームは複雑で、トレード毎、ポジション毎に異なる、ユーザーが想定したポイント幅の、TP(指値)SL(逆指値)を、一瞬で自由自在に追加する事ができないのです。

もしこの主張が業者様のお怒りを買うならば謝らなければなりませんが、余りにも重要な事です。なぜならば、日本国内でFXに参入した初級者の方の多くが勝てない最大の原因は、プラットフォームの善し悪しにあるからです。日本国内のFX口座残高だけで数千億円の証拠金の運命が掛かっています。その意味では、いわば社会的な公益に近い部分があります。もし容易にできる事ならば改善を望みます。

より詳しく申し上げれば、FX業者の多くのプラットフォームにおいて、約定済のポジションにTP(指値)SL(逆指値)を追加する事が煩雑であったり、時間がかかったりするために、初級者の方のポジション決済はその多くが裁量判断に委ねられています。いわゆる「成行決済」というものです。そして、初級者の多くの方がFXで結果を残せない決定的な原因は、その「成行決済」にあり、決済ラインを予めTP(指値)SL(逆指値)で決め打ちしておくのではなく、決済をその都度の裁量判断に委ねている。つまり、ポジション保有中に多大な人的感情が入る余地を残しているからです。

細かく言えば、もちろんどのFX業者のプラットフォームでも当然にSL(逆指値)は追加できますが、そのほとんどが、別途に用意された入力ウィンドウに画面遷移してから、逐一テンキーでSL(逆指値)の数値を入力するタイプです。SL(逆指値)を入力し終えた後は、同様にTP(指値)もテンキーで入力します。つまり、ウィンドウを切り替えてから2回に渡る手間のかかる作業が必要なのです。この逆指値・指値の数値をテンキーで入力するプラットフォームでは、ユーザーはチャートを見ながら節目となるサポート・レジスタンスラインやトレンドラインを「視覚的に」見ながら「利食い」「損切り」の位置を決める事が難しくなります。そして、その煩雑さを避ける心理から、FX初級者の多くが逆指値を入れないという悪癖を繰り返し身に付ける結果を招いています。もちろん、逆指値を入れないのは初級者各個人の責任ですが、逆指値を「視覚的に」入れにくい、面倒で時間が要る、プラットフォームにも問題があります。



その結果、上述のように、取引経験を積むことなく早々に退場する人々が増え、国内では常勝できるトレーダーが量産されない。あるいは、サブプライムショックのような暴落は怖いからFXはリスキーで危ない。という流れとなり、政府からレバレッジを規制される。という状況を招いています。これは多くのFX業者がSL(逆指値)を入れずに高金利外貨のロングのみを推奨して来た事からすれば当然の流れかもしれません。もし仮に各人の技能に関わらず、ユーザーは誰でもTP(指値)とSL(逆指値)を瞬時に入れやすいプラットフォームが業界標準だったならば、サブプライムショックも何もありません。逆行すれば小さく損切りをしてそのポジションは終わりです。そして即座にその暴落をショートで入るでしょう。
弊社では、こうした問題を解決することが必要だと考えました。

加えて非常に重要な事として、MT4を採用するFX業者にも、エントリー注文と同時にTP(指値)SL(逆指値)を入れられる数少ないFX業者と、エントリー注文の後でなければ、TP(指値)、SL(逆指値)、を入れられない多数くのFX業者があります。特に、5digitsの業者やECN系の業者は、まず新規エントリー時のTP(指値)SL(逆指値)を受け付けません。そのため、ポジションを持った後で、変更注文(OrderModify)が必要になります。この問題に対応するため、まずエントリー注文を入れ、次に速やかにTP(指値)SL(逆指値)を追加するツールが必要になります。それが弊社のRapid_Add_SL_TPです。このスクリプトは、ユーザーの技能に関わらず、その都度その都度で、ご希望に応じた値のTP(指値)、SL(逆指値)を、一瞬で、同時に追加できる便利なツールです。

 

※ 5digitsのFX業者とは、例えば、EUR/USD 1.42812 , USD/JPY 92.153 とプライス表示される業者をいいます。
※ 4digitsのFX業者とは、例えば、EUR/USD 1.4281 ,   USD/JPY  92.15  とプライス表示される業者をいいます。






 
 
複数の通貨ペアの現在価格、スプレッド、当日始値から価格が動いた距離、高値安値の当日レンジ幅、1日/5日/10日/20日の平均デイリーレンジ、1分足〜4時間足までの強弱、これらを一覧で認識することができます。
どの通貨ペアを、売り買いどちらで入るか、まずMulti_Symbol_Display で参考にします。


※ 通貨シンボル、表示位置、は自由に変更可能です。



 
  インジゲータの右側から、総合レベル、1時間+4時間レベル、15分+30分足、1分+5分足、の4つの強弱グラフ、
これを一覧で認識することができます。Multi_Symbol_Displayと同様、Multi_Symbol_Display_Type2、でトレード開始前に売買スタンスを決める際の参考にします。


※ 通貨シンボル、表示位置、は自由に変更可能です。



 
  ストリーム(流れ)から時系列で通貨強弱を把握し、下降トレンド、上昇トレンド、の発生している通貨ペアを認識する事ができます。通貨の強弱は10段階です。図2段目のようにトレードを希望する通貨のみを選んで表示する事が可能です。トレード対象となる通貨ペアを選ぶ際、このインディケータによって、強いトレンドの発生している通貨の組み合わせが分ります。逆に相対的に強弱の近い(揉み合い状態の)通貨を選ぶ事で、ブレイクアウトしそうな組み合わせが分ります。





 
  最適な位置に描画される複数のトレンドラインを、抜けるか、戻るか、によって、重要な節目での激しい攻防が分ります。
Drastic Solution For FXのなかで、最も付加価値の高いインディケータです。現在の位置がどのトレンドラインに囲まれ、どのトレンドラインで反発するか、あるいはブレイクするか、を示唆します。シンプルな指標ですが、裁量トレードにおいて絶大な威力を発揮します。想定されるトレンドラインを補完するPredicted機能(紫色)を備えています。




 

 
  常にトレード中、潜在意識へ「ルールを守る」というメッセージを送ることができます。
メッセージを意識しない場合よりもトレード結果を飛躍させる可能性が高くなります。
日々、繰り返し見ることで潜在意識への刷込みが行われ、トレード力が変わります。

※ フォントカラー、フォントサイズ、フォント種類、表示位置、表示文字列、は自由に変更可能です。







 
  前作で好評であったサーモグラフを一行にまとめました。表示領域を広く取っていた前作よりもシンプルになりました。
このシンプル化によって、対象となる足数のパラメータを変えながら複数のサーモグラフ表示を実現しました。

Thermo_Type2では前作より反応が早くかつ持続した強弱の分かるTrendインディケータのロジックを採用しました。
Thermo_Type2のパラメータでは通貨ペアを指定すると、それらの強弱をを平均して色を描画します。


   









 
  価格が動くか動かないかを容易に見分ける指標として出来高があります。出来高(約定金額合計)がなければ価格は大きく動きません。出来高移動平均線の流れを見ることで、トレンドラインを抜けるか抜けないか、ブレイクするかしないかを確認できます。出来高が大ならばトレンド傾向、出来高が小ならばレンジ傾向、という認識を可能とします。





 
  上昇トレンドか、下降トレンドか、上昇中のレンジか、下降中のレンジか、完全に収束したレンジか、大局的な流れを把握するのに非常に有効なインディケータです。現在の位置に、赤色系の売り圧力がどの程度かかっているか、あるいは青色系の買い圧力がどの程度かかっているか、売り買いのスタンスを決めるために使います。MultiTrendLineOptimizerと組み合わせることで、絶妙なポイントでのブレイクを認識することができ、視認性の高く視覚的に美しい指標です。下図では売り圧力の強い波が押し寄せている様子が分かります。


     


 
  当日のピボット、R1〜R3、S1〜S3、平均デイリーレンジ、さらに日単位、週単位、の高値水準、安値水準、これらの重要な節目を見やすく表示し、大局的な位置関係を押えます。チャートには多くの情報を表示しながらも、見やすさ、視認性を高め勝つために最大限の配慮をしています。また、上図の右上のプライス表示から、1日の平均レンジの大きさ、平均レンジに基づいた現在の水準、安値と高値の距離、当日の始値から動いた距離、が分かります。






 
 
成行注文、指値注文、決済注文、のスクリプトを同梱します。発注操作をキーボードに割り当てることで、極めてスピーディーかつシンプルにトレードが可能となります。FX業界の発注システムの操作面において最速の水準と自負しています。iniファイルを用いることで、予め、マジックナンバー、ロット数、SL(損切り逆指値)とTP(利食い指値)、トライ回数、約定音の有無、を、自由自在に設定できます。さらに成行注文には、18パターンをご用意しています。なお、エントリー注文と同時に、TP(指値)、SL(逆指値)、が入るFX業者の場合、この成行注文スクリプトはRapid_Add_SL_TPの機能を兼ねます。この18パターンの活用により、例えば以下のような使い方が可能となります。

Market_Buy_01  0.5 LOT  SL30 : TP30
Market_Buy_02  0.5 LOT  SL30 : TP40
Market_Buy_03  0.5 LOT  SL30 : TP50
Market_Buy_04  0.5 LOT  SL30 : TP60

Market_Buy_05  0.7 LOT  SL30 : TP30
Market_Buy_06  0.7 LOT  SL30 : TP40
Market_Buy_07  0.7 LOT  SL30 : TP50
Market_Buy_08  0.7 LOT  SL30 : TP60

Market_Buy_09  1.0 LOT  SL30 : TP30
Market_Buy_10  1.0 LOT  SL30 : TP40
Market_Buy_11  1.0 LOT  SL30 : TP50
Market_Buy_12  1.0 LOT  SL30 : TP60

Market_Buy_13  1.5 LOT  SL30 : TP30
Market_Buy_14  1.5 LOT  SL30 : TP40
Market_Buy_15  1.5 LOT  SL30 : TP50
Market_Buy_16  1.5 LOT  SL30 : TP60

スクリプトのファイル名を"Market_Buy_0.5_SL30_TP30"、"Market_Buy_1.0_SL30_TP60"のように変更することで、MT4のナビゲータから想定したスクリプトを速やかに選択可能となります。MT4のナビゲータにあるスクリプトを選択 → 右クリック → [お気に入りに追加]、から「お気に入り」に、発注スクリプトを登録することで、より迅速に取引を行うことが可能となります。


下図はSL(損切り逆指値)TP(利食い指値)を入れずに、Market_SELLスクリプトで成行注文を実行した時点のチャートです。





 
 
このスクリプトを実行する事で、SL(損切り逆指値)、TP(利食い指値)、を必須にしますので、「損切りができない。」という問題や、決済時の判断において発生しがちな躊躇いからトレーダーを解放します。常にリスクは想定内の範囲となり資産は守られます。

お客様のご要望に応じて、StopLossとTakeProfitの比率(値)を、その時点のリスクリワードによって、調整できるよう、Rapid_Add_SL_TPは18パターンご用意しています。すべてSL/TP値は自由に変更できます。例えば、スキャルピング〜デイトレードを想定し以下のように設定します。
ここでのリスクリワード比は、SL:TP = 1:1 , 1:1.5 , 1:2のパターンとしています。

Rapid_Add_SL_TP_01 SL10 : TP10
Rapid_Add_SL_TP_02 SL10 : TP15
Rapid_Add_SL_TP_03 SL10 : TP20

Rapid_Add_SL_TP_04 SL15 : TP15
Rapid_Add_SL_TP_05 SL15 : TP17
Rapid_Add_SL_TP_06 SL15 : TP30

Rapid_Add_SL_TP_07 SL20 : TP20
Rapid_Add_SL_TP_08 SL20 : TP30
Rapid_Add_SL_TP_09 SL20 : TP40

Rapid_Add_SL_TP_10 SL25 : TP25
Rapid_Add_SL_TP_11 SL25 : TP37
Rapid_Add_SL_TP_12 SL25 : TP50

Rapid_Add_SL_TP_13 SL30 : TP30
Rapid_Add_SL_TP_14 SL30 : TP45
Rapid_Add_SL_TP_15 SL30 : TP60

Rapid_Add_SL_TP_16 SL35 : TP35
Rapid_Add_SL_TP_17 SL35 : TP52
Rapid_Add_SL_TP_18 SL35 : TP70

このスクリプトも、発注操作をキーボードに割り当てることで、極めてスピーディーかつシンプルになります。ご要望に応じてパターン数は追加で際限なく増やせます。MT4のナビゲータにあるスクリプトを選択 → 右クリック → [Set hotkey] → Control列をダブルクリック → プルダウンメニュー → 、AltまたはCtrlを選択 → Key列をダブルクリック、ここで割り付けキーを選びます。例えば、

Rapid_Add_SL_TP_(01) SL10 : TP10 → Ctrl + 1
Rapid_Add_SL_TP_(02) SL10 : TP15 → Ctrl + 2
Rapid_Add_SL_TP_(03) SL10 : TP20 → Ctrl + 3
Rapid_Add_SL_TP_(04) SL15 : TP15 → Ctrl + 4
Rapid_Add_SL_TP_(05) SL15 : TP17 → Ctrl + 5
Rapid_Add_SL_TP_(06) SL15 : TP30 → Ctrl + 6

このRapid_Add_SL_TPを複数パターンで活用すれば、その時々のケースバイケースによって、最適なリスクリワードを選択することが可能になります。SL(損切り逆指値)とTP(利食い指値)の割合を、即座に微調整できるというアドバンテージの威力は、FXトレードがお分かりになる方には分るものと考えます。下図は上図に、Rapid_Add_SL_TPでSLとTPを同時に付加したものです。


下図はRapid_Add_SL_TPスクリプトを実行し、SL(損切り逆指値)TP(利食い指値)を1:1で同時に入れた時点のチャートです。





   
   

BreakEvenとは、「損益分岐点」という意味で、FXでは損益がゼロになる地点、つまりエントリーした価格水準を意味します。BreakEven_Trailing_EAは、含み益が○○○pips発生したら、SL(損切り逆指値)ラインをエントリー地点に変更し、保有ポジションが含み損に転じる事を防ぐEAです。

さらに、Trailing機能によって含み益が発生するごとに、SL(損切り逆指値)ラインを1pips間隔でトレーリング(追従)することもできます。これは当初設定したSL(損切り逆指値)の位置から最小1pip間隔で適用されます。

このBreakEven機能とTrailing機能は、片方のみ実行、両方とも実行、お客様の手法に応じて自在に選択が可能です。このEAを使う事により、保有ポジションがとるリスクの範囲をより限定的にすることが可能になります。なお、Position_Close_Alert_EAと同様に、保有ポジションが決済されるとアラートを鳴らす機能も装備しています。メールの送信も可能です。


下図はBreakEven_Trailing_EAを実行し、EAが自動的にSL(損切り逆指値)を損益ゼロ地点へ動かした時点のチャートです。
この時点で、この#1317050 EUR/JPY SELLポジションに関しては、もはや損失が発生するリスクを回避できた事になります。





   
   
Position_Close_Alert_EAは、お客様のポジションが決済されるとアラートを鳴らすEAです。メールの送信も可能です。エントリー後にRapid_Add_SL_TPを使って、SL(損切り逆指値)ライン、と、TP(利食い指値)ラインをセットしておくことにより、保有ポジションが決済されるまで、ポジション保有中に発生する無用な感情やストレスからトレーダーを解放します。








 


Position_display_EAは、お客様の保有ポジションをリアルタイムに表示するEAです。表示される項目は、チケットナンバー、通貨ペア、注文形式、エントリー時刻、エントリー価格、ロット数、現在損益、最大含み益、最大含み損、ポテンシャルリスク、ポテンシャルリワード、です。

 ・チケットナンバー   「TICKET」
 ・通貨ペア        「SYMBOL」
 ・注文形式        「TYPE」
 ・エントリー時刻     「OPEN TIME」
 ・エントリー価格     「OPEN PRICE」
 ・ロット数         「VOLUME」
 ・現在損益        「P/L」
 ・最大含み益      「MAX PROFIT」
 ・最大含み損      「MAX LOSS」
 ・ポテンシャルリスク  「TP PROFIT」
 ・ポテンシャルリワード 「SL LOSS」

※ポテンシャルリスク、ポテンシャルリワードとは、現在の保有ポジションが、事前に設定したSL(損切り逆指値)、TP(利食い指値)、に到達した場合の損益を指します。 もし、SL(損切り逆指値)、TP(利食い指値)、をセットしていない場合は、「---(無限大)」と表示されます。

この機能によってユーザーは、1トレードごとに「決済後の利益」「決済後の損失」を事前に把握する事ができます。つまり、予めご自身が想定されたリスク&リワードの金額を完全に自己の管理下に置くことが可能となり、資産のリスクマネジメントに大きく貢献します。もし仮に、SL(損切り逆指値)を入れずにポジションを放置すれば、リスク「---(無限大)」と表示されますので、この機能により初級者が犯しやすい上述の典型的な失敗を回避しやすくなります。

また「最大含み益」「最大含み損」を表示することで、現在の保有ポジションにおいて、最大で、どれだけの「含み益」、「含み損」が拡大したかを一目で認識できます。このEAを表示させる事で、エントリーした後にRapidAddSLTPを使いSLとTPをセットすれば、MT4の「ターミナル」を表示する作業が不要となり、チャート表示領域を広く使えます。

ユーザーのご希望に応じて、未約定済ポジション(ペンディングオーダー)を表示する/表示しない設定を選択できます。未約定済ポジション(ペンディングオーダー)とは、以下4パターンの注文形式を指します。

 BUY STOP(新規買い指値注文)順張り
 BUY LIMIT(新規買い逆指値注文)逆張り

 SELL STOP(新規売り指値注文)順張り
 SELL LIMIT(新規売り逆指値注文)逆張り

※ フォントカラー、フォントサイズ、フォント種類、縮小拡大表示、は自由に変更可能です。

 






ここでは基礎的なトレンドラインの解説をいたします。十分に熟知されている方は読み飛ばしていただいて構いません。さて、相場の状態を単純に3種類に分けると、1.上昇トレンド、2.下降トレンド、3.横ばい(トレンドレス)に区分できます。狭い期間でみれば小刻みに上下していても、範囲を広げると上昇基調にあるのか、あるいは下落基調にあるのか、横ばいなのか、現在の価格位置は大きな時間枠での流れの一部です。この大局の流れの中にあるという認識は大切だと思います。

トレンドラインはFXのテクニカルにおいて重要な意味を持ちます。トレンドラインとは、「高値と高値」「安値と安値」を結んだ線です。上昇相場であれば、安値と安値を結ぶ線がトレンドラインとなり、下降相場であれば、高値と高値を結ぶ線がトレンドラインとなります。トレンドラインは2点以上を結ぶことで引けますが、より有効なトレンドラインは3点、4点と、より多くの端点を結んでいるものです。なぜならば、多くの安値(高値)を結べるという事は、過去において何度もそのトレンドラインが示す価格以下(以上)に下がらない(上がらない)という事であり、その線がサポート・レジスタンスとして十分に機能していると確認できるからです。

また、当初、2点でしか結べないトレンドラインであっても、その後、そのトレンドラインが示す水準で価格が反転した(上昇トレンドラインであれば下げ止った)という場合には、そのトレンドラインは有効に機能していると言えます。なぜならば、2点目のみならず、3点目も同一のトレンドライン上で付けるということは、市場参加者の多くがそのトレンドラインを意識しているということです。市場参加者の多くは、ほぼ必ずチャートを見ているため、ラインが有効か否かは、大多数が「そこを見ているか見ていないか」に尽きます。相場は市場参加者の大半が思っている方向に動きます。よって、彼らと同方向のポジションを持つのがトレードの基本です。

 上昇トレンドライン   下降トレンドライン
    


上昇トレンドラインはサポートを、下降レンドラインではレジスタンスを示します。上昇中はトレンドライン付近まで相場が下落しても、トレンドラインを下抜けしない限り安値を切り上げながら上昇します。下降中はトレンドライン付近まで相場が上昇しても、トレンドラインを上抜けしない限り高値を切り下げながら下降します。市場参加者の多くがトレンドラインを意識して取引をするため、いずれの場合もトレンドラインを割り込めば、そのトレンドが終息し、以後のチャートパターンはレンジ相場やトレンド転換へと変容します。


 上昇トレンドラインを割って下落すると上昇トレンド終息、上昇力低下を示す。  下降トレンドラインを割って上昇すると下降トレンド終息、下降力低下を示す。
    

         

トレンドラインは1本だけでなく、ひとつのトレンドにおいては、時間の経過によって複数のトレンドラインから構成されます。


 リアルタイムに変化するトレンドラインの位置(1)  リアルタイムに変化するトレンドラインの位置(2)
    

 

トレンドパターンの多くには、前半の方が急角度で後半に入ると全体に角度が緩やかになることがあります。3本目のトレンドラインを割り込むとトレンド転換のサインになる。というファン理論というものがあります。トレンドは、トレンドが始まる初期の段階、トレンドの成長期である中期の段階、そしてトレンドが転換する末期の段階の3段階で構成されます。この初期、中期、末期のトレンドに対応するようにして引いた、第一トレンドライン、第二トレンドライン、第三トレンドラインを結んで見ると扇形に見えます。この扇形トレンドの一番重要な点は、第三のトレンドラインが破られる段階です。それはトレンドの転換を示唆するからです。

 ファン理論(上昇から下降へ)  ファン理論(下降から上昇へ)
    


以下は、トレンドラインが構成される間に発生する持合いパターンです。多くの場合、価格は時間の経過により徐々に進行します。

 上昇フラッグ  下降フラッグ
 


 上昇ペナント  下降ペナント
 


 上昇トライアングル  下降トライアングル


 上昇ウェッジ  下降ウェッジ


以下はトレンドが終息し、天底付近の水準で発生する持合いパターンです。時間の経過によってトレンドは転換を迎えます。

 ヘッドアンドショルダー  逆ヘッドアンドショルダー
       

 ダブルトップ  ダブルボトム
       

 トリプルトップ  トリプルダブルボトム
       

以下は、2008年11月18日のUSD/CADの4時間足です。三角持合い(ペナント)になっています。さて、どちらに動くでしょうか? 
1:上方向にブレイク 2:下方向にブレイク 3:持合いが続く 




「1:上方向にブレイク」 が答えとなりました。


しかしながら、正解が1ということは、11月20日になって初めて分かったことで、18日の段階では結果は分からないのです。
当前の事ですが、「結果は神のみぞ知る。」 ただし、「三角持合いの最終局面は解き放たれることが多い。」という事は事実です。

つまり、トレンドライン付近に価格がある場合、

「トレンドラインを割らない」と市場参加者の大半が判断すれば、トレンドラインは抜けず反発します。現在のトレンドが続きます。
「トレンドラインが割られる」と市場参加者の大半が判断すれば、トレンドラインを抜けて突進みます。現在のトレンドは終ります。

具体的には、「トレンドラインを割らない」と大半が判断すれば急激に戻りが来ると予期されますので、「いち早く有利なポイントでエントリーしよう」とする新規逆張り注文と、「いまのうちに早く利食っておこう」とする決済リミット注文とが結果的に逆張りの波押し寄せます。

また一方で、「トレンドラインが割られる」と大半が判断すれば急激に突き抜けることが予期されますので、「いち早く有利なポイントでエントリーしよう」とする新規順張り注文と、「トレンドラインの若干外側に損切りとして置かれた」決済ストップ注文が結果的に順張りの波として押し寄せます。

そして最後には、トレンドライン上の攻防は、その都度その都度における、買い方と売り方の勢力不均衡によって、ラインの内側または外側に強い勢いで放たれることになります。
つまり、最もリスクリワードの高いポイントというのは、トレンドラインを割るか、割らないか、という攻防の勝敗が確定したタイミングということになります。そのタイミングは時間的には大変短いものですが、それを捉えることは、リスクリワードを最大化することにつながります。




市場参加者の大多数が意識しているもの、それは、

○ トレンドラインと現在価格が交差するポイント
○ 直近の高値安値と現在価格が交差するポイント
○ 何度も反発した水準と現在価格が交差するポイント
○ ピボットラインと現在価格が交差するポイント
○ 上昇トレンドラインと現在価格が交差するポイント
○ 下降トレンドラインと現在価格が交差するポイント

その水準を破るか、破らないか、それによって、それ以後の動き方が変わります。


上の図は2009年12月16日のEUR/USDの1時間足です。

このチャートにおいて、試しにトレンドラインを引いてみました。赤はレジスタンスとなる下降トレンドライン青はサポートとなる上昇トレンドライン、です。いずれもトレンドラインをブレイクすれば突き進み、ブレイクしなければ戻っていることが分かります。FXでのトレンド転換ポイントは、ほぼ67.5度、45度、22.5度、いずれかのトレンドラインをブレイクした地点となっています。重要な事は、相場の本質は、このトレンドラインを描画できるチャートパターンであり、月足から1分足まで、どの時間枠においても、このトレンドラインの法則は当てはまります。

赤色の下降トレンドライン(レジスタンス) を上抜けすれば、買い
青色の上昇トレンドライン(サポート)    を下抜けすれば、売り


このチャートから、トレンドラインの果たす役割の重要さが読み取れるでしょうか。トレンドラインは最低2点間を結ぶことで成立するものですが、細かく見れば、2点目以降、3点目、4点目、5点目を結ぶトレンドラインが多くあり、いかにトレンドラインが市場参加者の多数に意識されているかを物語っています。すなわち価格はトレンドラインを意識されて動きます。FXに限らず相場という仕組みにおいては、このトレンドラインの法則が、1分足から5分足、時間足、日週月足すべての時間枠においても見事に当てはまります。

重要な点を繰り返せば、トレンドラインを割るか割らないかによって、その後のチャートの形は、ある程度は想定できるということです。トレンドラインを抜けるか、戻すか、ということは、トレンドライン付近での動きを確認して、ブレイクするか、リバースするか、このいずれかの動きを確認して初めて分かります。マーケットの流れを読むという事は、このポイントで抜けるか、あるいは抜けないか、そこだけを意識すれば良いことになります。そして、いったん、破られたトレンドライン、あるいは守られたトレンドラインが、それ以降、サポート、レジスタンスが逆転するケース、あるいはそのままサポート、レジスタンスとして続くケース、が、しばしば起こります。

しかしながら、FXトレードする際の実際問題として、最も困難な点は、現実は綺麗なチャートばかりではないということです。加えて、現実は、リアルタイムにチャート足が更新され続けています。1分足でのスキャルピングにおいては、一時的に発生し、使用されなくなるトレンドラインが量産されます。また、値動きが荒くヒゲが多かったりすれば、トレンドラインは、一つだけではなくなります。同じ方向に何本も量産されます。それは、トレンドラインを結ぶ2点間の選択によって、複数の異なるトレンドラインができるからです。

この問題に対する、弊社玄人工房のソリューション(解決策)として、「それならば意識されるであろう、複数のトレンドラインを、同時に片っ端から引いておこう。」というアイデアが生まれました。市場参加者の大半はどのトレンドラインを意識して見ているか、それは状況とともに刻一刻と変わります。したがって、最も合理的な判断は、同時に片っ端からトレンドラインを引いておき、常に、どのラインが強いのか、鉄板としてみなされているのか、逐次トレーダーが、リアルタイムに、どこが強い弱いを見ていけば良いことになります。言葉は複雑ですが、実際には右端に描画された何本かのラインだけが対象となるので見方は極めて容易な作業です。

そもそも100%確実なトレンドラインというものはありません。あくまでも、市場参加者の大半はどの辺りのラインを見ているのか、どの辺りの価格水準を意識しているのか、ということをベースにして、何本かのトレンドラインを活用すれば、片っ端から引いた複数のトレンドラインが重なるライン。そこは誰の目からみても、「そこ」に市場参加者の意識が集中しているという証拠です。



     
         


上の3図では、上下のトレンドラインに囲まれている収束したレンジ状態からのブレイクでショート戦略を想定したケースです。3本の上昇トレンドラインが集中しているポイントをブレイクした後、価格は大きく下抜けしています。まず左の図では、上昇トレンドラインをまだ破っていません、真中の図で上昇トレンドラインを破りました。右の図でブレイクし下抜けしたため、想定した通りショートで入りました。エントリーした後、先ほどの上昇トレンドラインの役割が転じてレジスタンスとして機能していることが分ります。



EUR/USDの1分足です。PowerMovingAverageでは売り圧力の強い流れが続きた状態で、3点目を結ぶ下降トレンドラインに接触しそうな地点まで一時的に上昇しています。短期的には綺麗な上昇トレンドラインに支えられています。こうした局面では、両方のトレンドラインを壁とみなし、そこからのブレイクと反発に意識を集中させます。上抜けか下抜けかで、スキャルピング可能な局面です。

PowerMovingAverageの着色が異なりますが上図の続きです。直前までの売り圧力の強い流れがあるために、3点目を結ぶ下降トレンドラインに接触する地点で跳ね返され、短期的な上昇トレンドラインを破っています。ただし、この初動の勢いは、価格の直下にある下降トレンドラインがあり、この役割が転じてサポートとしてみなされる可能性があります。

 


価格の直下にあった下降トレンドラインが転じてサポートとしてみなされ、価格は再び上方へと反発しました。上値は、先ほど破られた短期的な上昇トレンドラインがあり、この役割が転じてレジスタンスとしてみなされる可能性があります。

先ほど破られた短期的な上昇トレンドラインの役割が転じてレジスタンスとなり、その水準で揉み合いとなっています。短期的には先ほど反発した地点から描画された綺麗な上昇トレンドラインに支えられています。このトレンドラインを破るか、跳ね返るかによって、下降トレンドか上昇トレンドかの展開が変わってきます。上昇トレンドラインを破れば、その下には直近の下降トレンドライン付近まで大きな空間を進む可能性が高く、上昇トレンドラインを破らなければ、現在の上昇トレンドラインに沿って進むでしょう。

支えられていた上昇トレンドラインを破り、直下に空いていた空間を大きく下抜けしました。上昇トレンドラインを下抜けした地点からショートすれば短期的なスキャルピングでリスクなくリワードを取れる局面です。この動きのターゲットは、直近の下降トレンドラインの役割が転じてサポートとしてみなされている可能性のある地点でしょう。いずれにせよ、チャートは複数のトレンドラインを基本にして見ていけば、チャートの「向こう側」に座っている世界中の投資家が狙う次の大きな動きを想定しやすくなります。




これまでのEUR/USDの1分足チャート(上図)での流れを、5分足で見たものです。5分足では、PowerMovingAverageから、売り圧力の非常に強い中での一局面ということになります。つまり、5分足を見れば、前図での上昇トレンドラインブレイクの狙った1分足ショート戦略がいかに合理的な戦略だったかということが分ります。まず大局を俯瞰して戦略を決めればトレードの勝算は飛躍します。


 

Drastic Solution for FXは市販されているFX製品の中で水準の高いものと自負しています。この製品の単価は、わずか5万円ですが、ユーザーによって1000倍を超える収益効果があると認識しています。つまり、FXを事業として本気で取り組まれるの方々にとって、Drastic Solution for FXに含まれる固有のツール群とトレンドライントレードの手法で生み出せる利益は、低額な初期投資でも、2年で5000万円は超えるでしょう。もちろんトレードを生業として5年10年と従事するのであれば、費用対効果はさら上だと考えます。

このページのタイトルにある真知即行の思想でいえば、弊社と関係を持って頂いたお客様で頭の中にあるトレードイメージを素直に実践される方は、無益な苦労に陥ることなくFXで成功を実現すると弊社は考えています。 その理由は、なぜならば、この製品は、具体的実行レベルまで落としこんでいるからです。FXは「一般論」や「抽象論」では勝てません。トレード手法は具体的実行レベルにまで落としこまれている必要があります。「FXはスポーツの世界に近い。」と言われます。トレーダーは、いわばスポーツ選手であり、トレード職人です。トレードは実践によって体で覚えます。すなわち繰り返しです。このトレーニングの繰り返しがなされないため、100人がFXに参入しても最終的に残るのは一般に5〜10%と言われています。しかし残った人々には別世界が待っています。

しかしながら、優位性(エッジ)のある手法を認識した時点から、実践によって体で覚えるトレーニングは1年もかかりはしません。真剣な方ならば、概ね半年もあれば身に付きます。FXでの成功には、まず信じられるに足る手法、つまり、「期待値がプラスとなるエッジを見つけられるか」、次に、「そのエッジを自分のものにできるか」、この2点に集約されます。Drastic Solution for FXを用いたライン手法を繰り返し継続できる方がおられる限り、この手法によって100人でも1000人でも成功者を輩出できると断言できます。

次に、なぜ稼げる手法を公開するのか、その点を述べます。「稼げる方法は人に教えない」という方がおられますが、真実でないと考えます。そうした方の論拠は、「FXはパイの奪い合いだから。」「いわゆるゼロサムゲームだから。」と言われていますが、事実を客観的に認識するならば、FXは太平洋での魚釣りのようなものだと考えます。市場資金の大半は、大口の投資機関です。各国の民間商業銀行、大企業、ヘッジファンド、プロップファーム、中央銀行、相対取引の仲介をしている全世界のFXブローカー、等々。

日本の個人投資家の割合は、1割も満たしません。FXは、同一の市場に、日本以外に、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、中国、アラブ諸国、オフショア諸国、等々、世界中のマネーがメジャー通貨ペアの取引に流れ込んでいます。世界の1日あたり外国為替取引金額は3.2兆ドル(≒300兆円)です。そして、そのマネーの拠出元は世界中から集められ無国籍です。以下のBIS(国際決済銀行)の数字から判断すれば、日本人の個人投資家の一部がいくら稼ごうとも、まったく問題にならないことが分ります。FXで稼ぐということは、むしろ匿名のマネー、いわば大半の拠出元が外国にある富を日本に還流していると考えることができます。ときにはGoldmanSachsから逃げた魚を捕える事もあるかもしれません。なぜなら市場参加者は常に利益と損失を繰り返しているためです。

http://www.bis.org/press/p071219.htm

ふと考えた事はないでしょうか?2008年のサブプライムショックでFX外貨のロング一辺倒で日本人投資家が被った損失はいくらだったのだろう? と。伺い知るところによれば、その損失は、個人投資家だけで3800億を超えると言われています。即ち、それだけ日本の個人貯蓄が減りました。もしそれが利益であったらどうでしょうか。それだけ日本の個人所得が増えます。個人貯蓄が増えます。そなれば羽振りの良くなった人々が利益の一部が消費に回ります。すると、国内の消費は盛り上がるでしょう。GDPも増えるでしょう。つまり、FXで個人投資家が潤うということは、間接的に国内経済に貢献するという面があると考えます。逆にFXで大敗する、ということは、負けた個人投資家の消費は乏しくなり、国内経済をさらに疲弊させるという面があると考えます。

ネットの某サイトでは、FXで大敗した人々が集まり悲痛な言葉が飛び交っています。その大部分はSL(損切り逆指値)を入れなかった人々です。こうした投資で失敗する人が増えると、日本に不幸の連鎖が起きます。これは大変不遜で、傲慢な、見方かも分かりませんが、こうした不幸の連鎖を抑止するという意味において、期待値がプラスとなる手法や、全トレードのリスクを自己の管理下に置く、コントロールできるSL/TPツールの提供は、三方両得、大げさにいえば五方一両得ではないかと認識しています。

もし仮に、2008年のサブプライムショック以前に、日本の個人投資家でFX外貨ロング一辺倒のトレードをされていた方々に、トレンドラインブレイクの手法や、マイルールを潜在意識に刷り込むツール、ポジションにTP(指値)、SL(逆指値)、を即座に付加するツールが広汎に広まっていれば、おそらく3800億を超える無益な捨て金が発生することはなかったでしょう。逆に、高金利通貨のトレンドライン下抜けのブレイクアウトのときにショートで入っていれば、そうした方々はプラスとなっていた可能性もあったわけです。2008年の教訓では、多くの個人投資家にスワップ金利を目的とした外貨ロングポジションの放置を煽りに煽ったFX業者に、この巨大な損失の責任がまったく無いとは言い切れないでしょう。このことを考えれば、やはり個人が痩せ細る無益な捨て金を、二度と発生させないために、期待値がプラスとなる手法やリスクコントロールツールの提供には社会的な意義があると考えています。

以上のことを踏まえると、FXでは市場規模があまりにも莫大であるため、広い大海原で魚をいくら釣るための、期待値がプラスとなる手法を公開したところで何も失いはしない。何の痛みもない。ということになります。なぜ勝てる手法を広く伝えなければならないか。FXがパイの奪い合いだという思考は、市場規模に比して極めて矮小だと先に申し上げました。そうであればこそ、矮小狭隘として手法を秘匿するのでなく広く伝えていくべきだと考えます。それは日本に常勝する投資家が増えることは素晴らしいことだからです。もしそうであるならば、不遜な考えですが、この手法で弊社と関係を持って頂いた方の多くが稼げるようになるならば、さらに経済的に良い循環が波及するかもしれません。そして微力であってもその役割に尽くせた事に対し有難く感じます。日本の個人投資家の資金を外国のヘッジファンド勢が奪い取る構造を変え、常勝する投資家を輩出できるならば、これ以上の事はありません。






では、なぜFXトレードに従事するのか、その利点を列挙してみます。

○ 収入に上限が無く、結果、経済的、時間的自由獲得。
○ 期待値が正の手法を複利で回せば加速度的資産増加。
○ 少子高齢化・デフレ・不況・失業・低金利・格差・競争
   といった問題を個人のレベルで解決できる利殖手段。
○ 学歴、職歴、門戸、資格、許認可など参入規制は無し。
○ マーケットへの流入資金が巨大なため必ず約定する。
○ 手法を他者に伝えることにより、他者も豊かになれる。
○ ファンドを立ち上げれば他者の資金運用で貢献できる。
○ 精進、研鑽、自己実現、過去に描いた夢の実現が可能。
○ 多くの学びと深い気付きを得る事による人格の向上。
○ トレード技術の継承による子々孫々と末代までの繁栄。
○ トレーダーという職人「道」を極める事で得られる誇り。
○ 経験により習得した属人的技術が奪われる事は無い。
○ 外国為替は無くならない。10年でも30年でも従事可能。
○ 設備投資がほぼ不要。PCとインターネット回線で可能。
○ 置かれた立場によらず、朝昼夜24時間、取引ができる。
○ 動く時間帯、動かない時間帯、同じパターンを繰り返す。
○ 株・先物に比べ、為替は値動きの幅が非常に大きい。
○ 株・先物のような受け渡し日、決済期日、限月がない。
○ 株・先物、賭け事に比べ、手数料の割合が極めて低い。
○ 身体的負担が軽く、体力の有無に関わらず従事可能。
○ レバレッジ500倍の海外業者を使った初期投資の低さ。
○ 高品質で操作性の高いプラットフォーム(MT4)は無料。
○ EAs/Indicators/Scriptsの活用で、トレードは自由自在。
○ デモ・バーチャル取引によって、同一の経験を得られる。
○ 経験を積むためのデモ取引には資金もコストも必要ない。
○ 回数を重ねる事で大数の法則が作用し結果は収束する。
○ インターネット回線の接続があれば居住地を問わない。
○ 企業、国家等に依存せず技術により国外でも生きれる。
○ 日本全国にFXでの成功を目指す多くの若人が存在する。

つまり、FXトレードという事業は、そのリスクに比してリターンが余りにも大きいというのが従事する主な理由でしょう。しかしながら、そのリスクに関して言えば、期待値がプラスとなるトレード技術を獲得する前に大金を注ぎ込む事こそが本質的なリスクであり、多くのトレード回数を試行した結果として、自己のトレード技術を獲得した後にFXトレードに従事する事に対しては、そうした重篤なリスクがあるとは言い難く、最小限の資金を入金した額に応じたリスクがあるのみです。それ以下でも以上でもありません。よって、FXの本質的なリスク低減を目指すならば、まず、デモで期待値がプラスとなるトレード技術の習得に集中すれば良いことになります。




USD/JPYの15分足のトレードチャートです。上昇トレンドラインと下降トレンドラインの三角持合いになっているのが分ります。現在は、その持合いからやや上方に抜けた段階です。しかしながら、次にこの上値の重い動きを突き崩す「あること」が起こります。




このケースでは米国雇用統計の指標発表によって完全にトレンドラインブレイクしました。一般に言える事として、大型指標の発表が迫っている状態では「嵐の前の静けさ」と喩えられるほど三角持合いのレンジが多くなります。必ず注意しなけれならない事として、主要な経済指標の発表時刻には常に押さえておく必要があります。この点、トレード中の指標発表時刻の失念を防ぐには、前作のFXSuperToolsに付属する指標発表インディケータ の使用が便利です。(Drastic Solution for FXには付属されていません。)





   

Drastic Solution for FXには、前作のFXSuperToolsにおいてアップデートファイルとなった_Show_My_Tradeを同梱しております。
どのポイントでロングしたのか? あるいはショートしたのか?どのポイントで決済したのか? 根拠や戦略に基づいていたか? 
トレード技術の習得には、やはり、自分自身のトレードを反省し、研究、学習することが、不可欠の作業であると考えています。

Show_My_Trade スクリプトは、ご自身のトレードを事後的に、エントリーから決済までの軌跡を、ロングは青色の軌跡、ショートは赤色の軌跡で、MT4のチャートに描画します。 表示させる時間足は問いません。日経225やS&P500などのCFDでも表示可能です。

自己トレードを研究するため、サーモグラフや、その他インディケータを表示した状態でも、_Show_My_Trade は、それらのインディケータ群の上から軌跡を表示します。お客様ご自身が行った過去のトレード軌跡を振り返ることで、成功トレードの要因・失敗トレードの原因など多くの気付きを得ることができ、現在お持ちのトレード技術を飛躍させるために、極めて有意義なツールとなります。








[Drastic_Solution_for_FX]は、以下の11のツール、10のテキスト解説(ReadMe.txt)、PDFマニュアルから構成されています。

・ [Basic_Order_Scripts]
・ [BreakEven_Trailing_EA]
・ [Currency_Power_Stream]
・ [Multi_Trendline_Optimizer + Thermograph_Type2 + Volume_Moving_Average]
・ [Multi_Symbol_Display]
・ [Multi_Symbol_Display Type2]
・ [My_Trading_Rule_Display]
・ [Position_Close_Alert_EA]
・ [Position_Display EA]
・ [Rapid_Add_SL_&_TP]
・ [Show_My_Trade]
・ Drastic_Solution_for_FX.pdf PDFマニュアル48ページ



Drastic Solution for FX ダウンロード決済ページへ進む  販売価格 5万円(税込)

※2010年4月1日(木)00時00分から販売価格は5000円の値上げとなります。
※価格大半は「自動トレンドライン描画システム」製作に要したコストとなります。




<推奨動作環境>
OS : Windows 2000 XP Vista 7
CPU : Intel ® Celeron 1.6 GHz 以上
メモリ : 512 MB   以上
モニタ : 1280x1024 以上
HDDの空き領域 : 50 MB   以上
通信回線 : ADSL、光ファイバー、等のブロードバンド回線を推奨

<マニュアル閲覧に必要なソフトウエア>
Adobe ReaderはPDFファイル閲覧に必要です。 http://get.adobe.com/jp/reader/

<投資に係るリスクと手数料について>
本製品は運営者と同一の利益を保証するものではありません。FXは為替変動リスクを伴います。またFXには売買手数料がかかります。当社は本サイトの掲載情報よって生じるいかなる結果についても責任を負いません。必ず最終的な投資決定はご自身の判断で行ってください。

<MetaTrader4について>
MetaTrader4は無料のFXプラットフォームです。 http://www.metaquotes.net/terminal

お問い合わせにつきましては当社専用アドレス まで、Eメールでお願いします。
当社からのご連絡がお客さまの迷惑フォルダ等に振り分けられている可能性がありますのでご注意ください。


最後に、この長文を読んでくださった、あなた様の「やさしさ」に感謝いたします。この2010年があなた様にとって輝き多い年となりますよう心からお祈り申し上げております。m(u_u)m 日本の個人投資家やFXトレーダーが置かれた総合的な環境が少しでも良くなる事を願いつつ本ページを失礼いたします。有難うございました。


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