枝野幸男行政刷新相は20日午前のTBS番組の収録で、民主党の小沢一郎幹事長らの「政治とカネ」を巡る問題で、鳩山内閣の支持率が下落していることについて「(小沢氏が)いまの状況を一番じくじたる思いで危機感を持って受け止めていると思う。解決策を本人もいろいろと考えているのではないか」と述べ、小沢氏が進退を自発的に判断すべきだとの考えを改めて示した。
仮に小沢氏が幹事長を辞任した場合に関しては「2匹目のドジョウはいないというのはひとつの真理。去年やった手法が今回理解を得られるとは必ずしもいかない。そういったことも認識されていると思う」と語った。小沢氏が昨年、公設第1秘書の逮捕・起訴に伴って党代表を辞任した後も、実権を握り続けたことを念頭に置いた発言だ。
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