鳩山幸さんが、自らの手料理で接待する“公邸deデート”を敢行した。
韓国の有力紙、中央日報によると、首相公邸を訪れたのは、イ・ソジン、母のイ・ユンジャさん(66)と姉2人ら。一行は17日午後5時ごろ公邸に到着した。
居間でイらがくつろぐ間、幸さんはエプロンをつけ台所へ。そして、手羽先料理、ごぼうの天ぷらなど日本式の料理を調理。完成すると幸さん自ら皿に盛り、イらに配ったという。幸さんは、これまで料理関係の本を出版しているが、今回はその腕前を披露した形だ。
幸さんは昨年9月、東京ドームで行われたヨン様ことペ・ヨンジュンの出版記念イベントに来場するなど韓流スターの熱心なファン。NHK衛星第2で放送中の歴史ドラマ「イ・サン」などで知られるイのファンでもあり、イとは、これまで度々食事などをともにしているというが、今回はひと味違った“宴”となったようだ。
当日午後9時半すぎには鳩山首相も合流。鳩山氏は「いつもキムチを送ってくれてよく食べている」と感謝したという。ちなみに、夕食のメーン料理は、首相夫妻が常連客というすし屋から配達された「特製すし」だった。
同紙はまた、夫の鳩山氏が、首相に就任後も以前と同様に朝夕、幸さんのために皿洗いをしているとのウワサがあることも伝えた。
幸さんはこの日、イ側から韓服(チマ・チョゴリ)をお礼にプレゼントされ、「近い将来、韓国を訪問するときに着ていく」と語ったという。
心のこもったおもてなしに、イ側も大感激。ユンジャさんは「ファーストレディの招待なので少し緊張して行ったが、隣の家に遊びにきたようにとても心安かにしてくれた」と同紙にコメント。「(幸さんが)お手伝いさんなしで暮らしをしているのに驚いた」などという話も掲載された。
今回のご接待について、鳩山首相の事務所は19日、サンケイスポーツの取材に「プライベートなことなので、一切お答えできません」と話した。