京大病院の看護師再逮捕へ インスリン「数回入れた」 (03/19 22:30)
京都大病院(京都市左京区)に入院していた女性患者(94)の血液から高濃度のインスリンが検出された事件で、公電磁的記録不正作出容疑などで逮捕された同病院の看護師木原美穂容疑者(24)が京都府警の調べに、インスリンを数回投与したと認める供述をしていることが19日、捜査関係者への取材で分かった。 インスリンは、大量に投与されると急激に血糖値が下がり、死亡する恐れもある。女性は一時意識不明になっており、府警は供述の裏付けを進め、近く殺人未遂容疑で再逮捕する方針。 捜査関係者によると、女性の治療に不要なインスリンを点滴に「数回入れた」と、故意に投与したことを認める供述をした。 府警や病院によると、昨年11月14〜16日、同病院の循環器内科に入院していた女性が低血糖発作を起こし、血液から高濃度のインスリンが検出された。女性はその後回復し退院した。 |