タレントのＩＭＡＬＵ（２０）が、笑福亭鶴瓶（５８）がホスト役のＴＢＳ・ＭＢＳ系トーク番組「Ａ‐Ｓｔｕｄｉｏ」（金曜、後１１・００）の新アシスタントに抜てきされ、１８日、都内で発表会見を行った。同番組は、偶然にも毎回、父・明石家さんま（５４）が司会のバラエティー「さんまのスーパーからくりＴＶ」と同じ収録日で、ＴＢＳ内で使用するスタジオも隣同士。思わぬ形で“父娘競演”が実現する。
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芸能界のサラブレッド・ＩＭＡＬＵが、今回コンビを組むのは両親の“盟友”だった。鶴瓶とは初めて会ったのもつい最近だというが、「鶴瓶さんは両親とも仲がいいので、画面で一緒にやるのを見てましたし、初めてお会いした気じゃなかった」と早くも親近感たっぷりだ。
鶴瓶は「両方の親より落ち着いてるよ。同じキャラなら負けるけど、いいキャラやな」と３８歳年下のパートナーに太鼓判。「（話の）間に入ってくるのは難しいのに、自然と入ってくる。天性のものかな」と“笑いの天才”から受け継いだトークセンスに舌を巻く。
「Ａ‐Ｓｔｕｄｉｏ」の収録は隔週で行われる予定だが、くしくも「さんまのスーパーからくりＴＶ」の収録日と重なる。だが、ＩＭＡＬＵは会見と収録が行われたこの日まで、鶴瓶との共演をさんまには秘密にしていたという。鶴瓶は「（ＩＭＡＬＵと）一緒にやると聞いて『おもろいやん』と思ったけど、すぐにあの顔が浮かんだ。『“出歯”に言うてんの？』と聞くと『言うてない』と。さんまから『兄さん、勝手なことしなさんな』と言われるわ…」と苦笑い。
会見後、ＩＭＡＬＵはさんまの楽屋を訪れ、鶴瓶との共演を報告。さんまからは「周りの方に迷惑かけないようにしろよ」と親らしいアドバイスを受けたという。
収録日には、スタジオの壁を隔てて“父娘競演”することになったさんまとＩＭＡＬＵ。これまで共演経験はないが、鶴瓶はゲストとしてさんまを招くことにも「親子で挟まれると俺がやりにくいけど、可能性はあるよね」と乗り気。今後、隣のスタジオからの“飛び入り”が注目される。