森田知事の減給案可決 千葉県議会
千葉県議会は19日、不正経理問題の責任を取り、森田健作知事を減給10分の３（３カ月）などとする条例案について「信頼回復に全力を尽くす決意が示されている」として、過半数を占める自民党の賛成で可決した。減給額は約１２５万円。
森田氏は、昨年の12月県議会に「２千人を超える処分者を出した知事として自らも減給する」として条例案を提出したが、全会派から「時期尚早だ」などと反発され、継続審査となっていた。
県議会はこの間、調査特別委員会で問題を審議し、県の調査結果をおおむね了承する中間報告をまとめた。自民党主導で３月末での調査終了が決まったが、他会派は反発している。
(２０１０年３月１９日)