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【格闘技】

亀田大毅がフライ級続行 今夏にも初防衛戦

2010年3月19日 紙面から

ベルトを肩に掲げ、フライ級続行宣言をした亀田大毅=東京都葛飾区の亀田ジムで

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 WBA世界フライ級王者で亀田3兄弟の次男大毅(21)=亀田=が18日、王座を返上せずにフライ級で防衛していくプランを明らかにした。今夏の初防衛戦を目標に調整を続けていく。

 王座奪取から40日。試合後は減量からの体調不良と“燃え尽き症候群”で陣営は王座返上をほのめかしていた。だがこの日、WBA本部から到着したチャンピオンベルトを披露した大毅は「フライ級で防衛していきたい気持ちはあるよ。(防衛の目標は)何回でもいいよ。オレは欲がないしな。次は夏前くらいやな」ときっぱり。WBAは元同級王者坂田健史(30)=協栄=との初防衛戦を義務付けている。大毅は坂田の印象を「世界ランカーに入っている選手。オレからは別に何も言うことはない」と話した。

 現在、亀田プロモーションは、前所属の協栄ジムとファイトマネーの未払いをめぐり係争中。亀田ジムの五十嵐会長は「(坂田と)やらせたくてもできないのが現実。裁判が解決しないとテーブルにつけない。この状態が長く続くなら1戦、挟ませたい」と、坂田以外の選手と初防衛戦を行う可能性を示唆した。(森合正範)

 

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