青森県立青森東高等学校 総合情報通信
風よはこべ '09

【第2号】  平成21年6月1日発行

生き生きした高校生活を送ろう!

 緑がしだいに生い茂り、学校にも活気があふれている。三年次も放課後
講習がはじまり、受験に向かい一歩ずつ進んでいる。部活動も、高校総体
に向けて、練習に熱が入っている。


充実した高校生活は
  規則正しい生活から


 部活動の時間を終え、帰宅すると二十時という生徒も少なくない。それか
ら夕食・入浴・課題に予習と寝るまでにやるべきことはたくさんある。だらだ
らとテレビをみたり、携帯でメールやサイトをみていて、どんどん就寝時刻が
深夜に傾いてはいないだろうか。
 成績層(上位・中位・下位)と学習時間帯の関係に関する分析データ(河
合塾)によると、どの成績層でも夜型が多いが、下位層ほど深夜型が多い
といえる。脳の科学で解明されているように、疲労の回復に必要な成長ホ
ルモンが大量に分泌されるのは、0時から3時のノンレム睡眠(深い眠り)。
その時間に起きている人は、脳の疲労がとれずに次の日に影響が出る。
人間は昼に活動するよう体内時計は正確にできている。その体内時計に
ズレを生じさせると、自律神経が乱れ、日中ぼーっとしたり、過度のストレス
を感じたりすることになる。起床・学習時間・就寝時刻を固定し、リズムある
生活をすることで、生き生きとした毎日を送ってほしいものだ。


進路目標を早めに立てよう!

 学習のモチベーションを高めるには早めに目標を設定することが大切。
興味のある分野、将来社会でどのように生きていくか、よく考えておく必要
がある。漠然とやらされている学習よりも、自ら学ぶ意欲を持ち、学習に取
り組もう!

※モチベーションとは意欲の源になる「動機」。もともとなかったり、なくなっ
たりするものでなく、何かに阻害されて出てこなくなるものだそうだ。



春季大会結果報告 総体へ続け!

 アーチェリー部女子 団体優勝!

 五月二日から行われた、県春季大会において、本校運動部の生徒は、
全力で試合に臨んだ。結果は次の通り。なかでも、アーチェリー部女子は
団体でみごと優勝を果たした。
 今回満足のいく成績を残せなかった運動部も、六月五日から行われる、
高校総合体育大会でぜひ頑張ってほしい。

アーチェリー部 女子団体☆優勝
男子団体 三位
男子個人 二位 ****  六位 ****  七位 ****
女子個人 二位 ****  七位 ****

ハンドボール部
男子 三位
 2回戦 青森東25-22野辺地
 準決勝 青森東23-31青森山田
女子
 2回戦 青森東10-30野辺地

卓球部
男子団体 ベスト8
 2回戦 青森東3-1光星
 3回戦 青森東3-1青森
 4回戦 青森東0-3東奥学園
女子団体
 1回戦 青森東3-2八戸東
 2回戦 青森東0-3東奥学園

バドミントン部
男子団体
 1回戦 青森東3-1青森北
 2回戦 青森東3-0浪岡
 3回戦 青森東1-3東奥義塾
女子団体
 1回戦 青森東3-0大鰐
 2回戦 青森東3-0八戸
 3回戦 青森東0-3千葉
ダブルス
 K・Iペア 高総体出場権獲得

陸上競技部
男子
 四百㍍  三位 ****
 四百㍍H 三位 ****
女子
 八百㍍  四位 ****
 四×四百㍍リレー 七位
 砲丸投げ 八位 ****

硬式野球部(地区大会)
1回戦 青森東12-2浪岡 (8回コールド勝ち)
代表決定戦 青森東1-5青森商

サッカー部(地区大会)
順位戦(4-5位) 青森東0-3青森戸山

バスケットボール部
男子
 2回戦 青森東57-74弘前
女子
 1回戦 青森東108-103十和田西
 2回戦 青森東44-85浪岡

テニス部
 1・2回戦敗退

バレー部
男子
 2回戦 青森東2-1今別
 3回戦 青森東0-2弘前南
女子
 2回戦 青森東2-0十和田西
3回戦 青森東0-2青森中央

ソフトボール部
 1回戦 青森東0-12聖愛

剣道部
男子団体(予選リーグ)
 1回戦 青森東1-2青森商
 2回戦 青森東4-0弘前南
女子団体(予選リーグ)
 1回戦 青森東1-4三沢高
 2回戦 青森東2-3弘前

ソフトテニス部
男子団体
 2回戦 青森東0-3八戸高専
女子団体
 2回戦 青森東0-3八工大一高
個人戦男子
 1回戦
  S・Tペア4-2三農高ペア
 2回戦
  S・Tペア0-4八工大一ペア
個人戦女子
 1回戦
  K・Tペア4-2弘前中央ペア
  F・Iペア4-3七戸ペア
  M・Hペア4-1三農ペア
  Y・Yペア4-3三沢商ペア
 2回戦 敗退

弓道同好会
 予選通過者なし

水泳部(地区大会)
男子総合 優勝
個人入賞(8名)

女子総合 三位
個人入賞(2名)



楽しかったね!遠足

 五月二十二日 あいにくの小雨の中遠足が行われた。一年次は芦野
公園、二年次は東八甲田家族旅行村、三年次は十三湖とそれぞれ楽し
んだ。

 

 



JRC部街頭募金活動に参加

 「あしなが育英会」の募金活動が全国で行われ、四月十八日・二十七日
本校JRC部員も、街頭募金活動に参加した。あしなが育英会とは、親を
亡くしたり、親が障害などで働けない子どもの就学や生活を支援するため
募金活動を行っている。「最終日は四月下旬にもかかわらず雪が降り、人
通りも少なく大変だったが、それまでの三日間の頑張りのおかげで、全体
では過去最高の金額を集めることができてよかったです。『後輩の東高生
が頑張っているから』と募金してくれた方々もいて、人の温かさに感謝する
とともに、東高生であることに誇りも感じました。」と力強く語った。



県立保健大学との高大連携事業

 青森県立保健大学との高大連携事業は今年度で五年目の取り組み。
今年度の受講者は二十九名。四月八日、開講式が行われた。生徒が放課
後に青森県立保健大学に行き、午後五時過ぎに開講される講座を受講す
るもの。高校では学ぶことのできない、広い視野と深い知識を間近に感じる
ことができ、これから先、最も必要である向学心を培うとともに、将来の進路
選択に役立てることをねらいとしている。
 今年参加している生徒は、「大学生に交じってグループワークをしました。
グローバリゼーションについて、話し合いをしました。最初はとても緊張しま
したが、大学生がとても話しやすい雰囲気で、とても楽しく参加しています。」
と充実した様子。
 開講科目は次にあげる五科目。一生懸命取り組み、成果をあげてほしい。

 ・グローバル社会と文化
 ・行動と評価
 ・医療人類学
 ・理学療法原論
 ・社会福祉概論



スポーツ科学センターチームサポート事業

 青森県教育委員会と青森県体育協会が主催しているスポーツ科学セン
ターチームサポート事業で、本校アーチェリー部部員が、心理サポートの
講義と実習を受けている。
 この事業は、県内の高等学校運動部の競技力の向上をめざし、県内六校
が指定されている。
 本校講師は、スポーツ科学センター水島禎行氏。年間十三回の講義や実
習を行う。
アーチェリー部の生徒は、「技術ではなく、メンタルについての講義は数少な
い機会であり、また今回学んだ内容は、これからの練習や試合の手助けと
なるもの。この実習で行った作業を継続し、日ごろの練習をより良いものにし
て、次の試合へと繋げていきたい。」と語った。