2010年01月14日(木)
山教組の活動 国会で追及へ 自民文科部会、参院選へ輿石氏けん制
自民党の義家弘介参院議員ら党政務調査会文部科学部会の国会議員4人が13日来県し、甲府・同党県連会館で、県教職員組合(山教組)の政治的活動について県連幹部と意見交換した。義家氏らは「山梨の教育は異常だ」とし、通常国会の論戦で山教組の政治的活動をめぐる問題を取り上げる考え。山教組を出身母体とし、夏の参院選に3選立候補を表明している民主党の輿石東幹事長代行をけん制する狙いがある。 意見交換は同部会の要請で開催し、県連側からは皆川巌幹事長ら幹部が出席。輿石氏が再選を果たした2004年の参院選後に発覚した山教組の関係団体による資金集め問題で、政治資金規正法違反で略式命令を受けた元山教組財政部長が昨年、教頭に昇任した人事などに関し意見を交わした。 義家氏は会合後、県教委が市町村教育長に示した教職員の昇給基準に関する文書を基に、「停職処分を受けた教員は昇給しないのに、教頭への昇任が認められるのは矛盾している。山教組の影響力があるのは明らか」と指摘。また「選挙に向け山教組のカンパが始まっていて、巧妙化している」とも述べた。今後も県内入りし、関係者と意見交換する考えを示した。 一方、山教組の三浦雅彦副委員長は同日、夏の参院選に向けたカンパの実施を否定した上で「不況で進学をあきらめざるを得ない子どもへの救援カンパを募り、全額を奨学金や児童養護施設に寄託している。こうしたカンパを『選挙のため』というのは組合員の善意を侮辱し、真実を作為的に曲解している」と反論している。
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