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西尾市民病院医療事故:遺族側と示談成立 5800万円を支払いへ /愛知

 西尾市の西尾市民病院は18日、腹腔(ふくくう)鏡を使った手術を受けた後、09年3月に死亡した市内の男性患者(当時68歳)の医療事故で、遺族側と示談が成立したと発表した。損害賠償額は約5800万円。市議会最終日の24日に関係議案を提案する。

 男性は09年2月24日に入院。26日に回腸と盲腸の結合部分の腫瘍(しゅよう)を摘出する腹腔鏡手術を使って受けた。その際、誤って十二指腸を傷つけられたことより3月2日に死亡した。

 同病院は再発防止策として、腹腔鏡を使った手術は大学病院の医師の指導の下で行うなどとした。近藤照夫病院長は「患者とご遺族に心からおわびする。再発防止に全力で取り組む」と陳謝した。

 遺族は「これを教訓として一人でも多くの患者さんを苦しみから救ってほしい」とのコメントを発表した。【佐野裕】

毎日新聞 2010年3月19日 地方版

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