普天間移設政府案公表せず 平野氏 今月中に決定へ

2010年3月18日 10時03分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(25時間3分前に更新)

 【東京】平野博文官房長官は17日の定例会見で、米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、今月末に予定される日米外相会談での取り扱いについて「事務的に交渉しなければいけない部分もある。真正面から外相会談で(日米協議を)始めることがあり得るかは検討していない」と述べ、日米協議は4月以降になるとの見解を示した。

 3月中に政府のベースとなる案を取りまとめる考えを示し「基本政策閣僚委員会にかけるプロセスは経ないといけない。(取りまとめの時期と)前後になるかもしれない」と説明。決定後の公表については「予見を与えていろんな所に影響が出る可能性がある。オープンにするつもりはない」とした。

 鳩山由紀夫首相も同日、官邸で記者団に対し「公表した瞬間に交渉に影響する。慎重に扱わなければいけない部分もある」と非公表とする考えを示した。日米外相会談については「(普天間が)テーマになるかは岡田克也外相がいろいろ考えている。まだ私がはかる話ではない」と述べた。

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