福岡放送局

2010年3月19日 6時31分更新

携帯電話持ち去られた可能性


福岡市の博多湾にある島の海岸で会社員の女性の遺体の一部が見つかった事件で、女性の自宅から携帯電話がなくなっていることが警察への取材でわかりました。警察は女性が帰宅後にトラブルに巻き込まれ、携帯電話を持ち去られた可能性があると見て通話記録などを調べています。
福岡市の会社員、諸賀礼子さんは(32)今月15日、博多湾にある能古島の海岸で遺体の一部が見つかり、警察は殺害されて遺棄されたとみて捜査しています。
諸賀さんは今月5日の夜、仕事を終えて車で自宅のアパートに戻っていて、警察は帰宅後に何らかのトラブルに巻き込まれたとみています。
警察の調べによりますと、諸賀さんの部屋にはバッグや財布、それに仕事で使う携帯電話が残されていましたが、窓ガラスが内側から割れ、個人用の携帯電話がなくなっているということです。
このため警察はトラブルのあと何者かが携帯電話を持ち去った可能性があると見て通話記録を調べるとともに、諸賀さんの交友関係を中心に捜査を進めています。