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北朝鮮 デノミ失敗で担当官を銃殺
韓国の通信社、聯合ニュースは18日、北朝鮮で昨年11月末に実施されたデノミネーション(通貨呼称単位の変更)により起きた急激なインフレなどの混乱の責任を問われ、朝鮮労働党の朴南基前部長(財政担当)が先週、平壌で銃殺されたと報じた。複数の消息筋の話として伝えた。
朴前部長の罪は「計画的に国家経済に打撃を与えた反革命分子」という内容で、平壌市順安区域の射撃場で銃殺されたという。デノミの混乱で生じた国民の反発や首脳部への批判を抑える狙いがあったとみられる。
北朝鮮では、90年代半ばに深刻化した食糧難の責任を追及され、農政担当だった徐寛煕書記が97年、公開裁判にかけられ銃殺されたことがある。
共同電によると、朴氏は今年1月上旬を最後に、活動報道が途絶えていた。別の消息筋はこのころに部長職から更迭されたとしている。
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