岡山放送局

2010年3月18日 20時15分更新

新見の牧場 ヤギ出産ラッシュ


耕作放棄地の新たな活用方法としてヤギの放牧実験をしている新見市の牧場で、出産ラッシュを迎えています。

新見市哲西町上神代ではもともと畑だった耕作放棄地の新たな活用方法として、市や農協などが去年7月からヤギの放牧実験を行っています。
現在は19頭のヤギが放牧されていますが、このうち9頭のメスから先月24日以降、次々と子ヤギが生まれています。
牧場では18日朝も新たに2頭が産まれ、あわせて12頭の子ヤギが愛きょうを振りまいています。産まれたばかりの子ヤギは体重およそ6キロ、体長は50センチほどです。
いまは子ヤギだけを集めた飼育小屋で育てられていますが、天気のいい日には外に出して運動させているということです。
牧場では、耕作放棄地の雑草で育ったヤギの乳でプリンやババロアを作って販売しています。
実験を中心になって行っている吉良一也さんは「子ヤギの顔をみているといやされ、がんばろうという気持ちになります」と顔をほころばせていました。
牧場では、今月末と来月末にも子ヤギが生まれるということです。