霜鳳“雪辱”懸賞金ゲット！

　【大相撲春場所４日目】霜鳳が豪風を破り、１本の懸賞金を獲得した。

　いわば雪辱の懸賞金だ。行司に懸賞金を手渡す係の呼び出しのミスで、２日目の垣添―豪風戦の懸賞金を嘉風に勝って受け取った後に回収される寂しい思いをした。「気にしてないですよ」と苦笑い。使途については「終わる（千秋楽）までとっておきます」。１８日に３２歳の誕生日を迎える霜鳳にとっては、忘れ得ぬプレゼントになった？

　≪琴欧洲と琴光喜の立ち会いに注意≫友綱審判部長（元関脇・魁輝）が、琴欧洲と琴光喜の両大関に立ち合いで相手に合わせる姿勢が全く見られないとして、１８日に師匠の佐渡ケ嶽親方（元関脇・琴ノ若）を通じて注意する意向を示した。以前から両大関は立ち合いでなかなか手を下ろさず、対戦相手をじらしているかのように見られていた。友綱部長は「大関としての立場上、あんなに自分勝手に仕切ってもいいのか。２人とも、腰を割ってから手を下ろすまでが長い。立ち合いが悪過ぎる」と厳しく批判した。

[ 2010年03月18日 ]